『クライマーズ・ハイ』以来の共演となった堤真一と尾野真千子

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人生を諦めてバリ島へやってきたヒロインが“アニキ”と呼ばれる謎の大富豪と出会い、人生を見つめなおす姿をコミカルに描く『神様はバリにいる』(1月17日公開)。そんな本作で“アニキ”を演じた堤真一と、ヒロインを演じた尾野真千子との対談が実現!堤は兵庫、尾野は奈良出身とあって、お互い関西弁での和やかなムードで撮影のエピソードを語ってくれた。

【写真を見る】堤真一が演じるのは実在のバリの大富豪/[c]2014「神様はバリにいる」フィルムパートナーズ

『クライマーズ・ハイ』(08)での共演を機にプライベートでも交流があるという2人。今回の撮影では、お互いの存在が大きかったという。「腕のある人なので、どんな役でもできる。このコとなら楽しんでできるなと思ってたし、実際にそうでしたね」と語る堤に対し、尾野は「先輩と言うよりもなんでも言えるおっさん。誰よりも心を開ける人なので、今回も堤さんと一緒なら安心…みたいな感じでしたね」とコメント。共に全幅の信頼を寄せていたようだ。

そんな2人が、声を大にして語っていたのが、祥子をストーカーのように追い詰める男を演じたナオト・インティライミの存在。「彼と出会えた事は人生の中でも大きかったです。物怖じしないし、誰とでも友達になれる」と堤が大絶賛!「撮影終わりで疲れているから、休憩を挟んで食事に行こうという話になって。バスでホテルに戻ろうとしていた時、ナオトが突然『ここで降ろしてくれ』ってバスを降りたと思ったら、現地の人とサッカーしてるんですよ」と、撮影時の裏話を披露。俳優にはない彼の言動の自由さには、とにかく驚かされたそうだ。

また、全編バリで撮影されたという本作の絶景ロケーションも見どころのひとつ。「メインストリートからちょっと入ったところにある棚田がすごかったですよ。日本にも棚田はあるけど、あんなのは見た事なかったな」と語るように、堤はその豊かで美しい自然に圧倒されたよう。一方、のどかな奈良県で生まれ育ったという尾野は「バリほどではないけど、実家が自然の豊かな場所だったので、今回の撮影を通して改めて自然の大切さを感じました」。バリ島の、どこか懐かしさを覚える原風景は、2人にとってリフレッシュになったようだ。

劇中では、アニキが発する「世界は縁で回ってる」「人生はドラクエや」といった数々の名言が登場するが、堤の心に響いたのは「神様エコバッグに入れんなや」という一言だとか。そんなアニキの言葉は、ヒロインの祥子に向けてかけられたものではあるが、見ているうちに不思議と自分の人生と重ね合わせて聞き入ってしまう“重み”がある。何か大事なものが見つかるかもしれない…そんな気持ちでアニキの言葉に耳を傾けてほしい1本だ。【取材・文/トライワークス】