橋本愛と蒼波純がゴスロリファッションでインタビュー

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『寄生獣』が大ヒット中の橋本愛と、「ミスiD2014」でグランプリを受賞した新進女優・蒼波純が共演した『ワンダフルワールドエンド』(1月17日公開)。劇中の役柄同様、ゴスロリファッションに身を包んだ2人は、まるで陶器の人形のような透明感があって、思わずうっとり。彼女たちにインタビューし、映画の舞台裏のエピソードについて話を聞いた。

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『ワンダフルワールドエンド』は、新進気鋭のミュージシャン、大森靖子の2本のミュージックビデオに、撮り下ろし映像と新曲をミックスして、1本の映画に仕立てた青春ドラマ。『スイートプールサイド』(14)の松居大悟が脚本を手掛け、監督も務めた。橋本愛がなかなか売れない17歳のモデル・詩織役、蒼波は、詩織のファンである13歳の亜弓役を演じた。

ゴスロリファッションについて、橋本は「好きですけど、自分から着て外を歩いたことはなかったです。今回は、こういう服を着られるのが許されて、うれしかったです」とご満悦。蒼波も「すごく派手なものは着ないんですが、普段着に近いものは持っているので、休みの日に着たりします。今回、着られてすごく楽しかったです」と笑顔を見せた。

ミュージックビデオで初共演した2人。本作で初めて演技にトライし、女優デビューを飾った蒼波は、「カメラの前で初めてしゃべった時は、すごく緊張しました」と告白。橋本は、蒼波のみずみずしい演技に感激したと言う。「純ちゃんには、かなわない部分がたくさんありました。自分はというと、いつのまにか付随してしまった余計なものが改めて見えてきた感じがあって(苦笑)。純ちゃんのことは、見ていて新鮮ですごいなと思ったし、本当に尊敬しました」。

蒼波は、橋本に憧れの眼差しを向ける。「共演させてもらう前に、『あまちゃん』(NHK連続テレビ小説)や『Another アナザー』(12)で見たことがあって、すごくきれいな人だなと思っていました」と言うと、橋本愛は「いやいや」と照れる。蒼波が続けて「橋本さんの演じているキャラが、クール系で口数が少ないような印象があったのですが、普通にしゃべってくれたので、ギャップを感じました」と言うと、橋本は「ハハハ」と屈託なく笑った。

橋本は、撮影当初をこう振り返る。「最初はミュージックビデオの撮影でしたが、純ちゃんは近寄りがたかったというか、なんか、変に影響を与えちゃったら嫌だなと思っていて。最初は敬語を使ったりしていたんですが、対等が良いなあと思い、タメ口を使ってみたんです。そしたら普通にしゃべるようになりました。でも、映画の撮影まで時間を置いたら、また0に戻っちゃったよね」と、蒼波と笑い合う。さらに橋本は「純ちゃん、前よりちょっとだけ大人になったかな」と優しい視線を向けると、蒼波はハニカミながら微笑む。

劇中では、橋本演じる詩織と、蒼波演じる亜弓の親密な友情が描かれる。橋本はその関係性について「恋でも愛でもないけど、とりあえずお互いにとって特別な存在」と表現。「詩織ちゃんは、自分が特別になりたくて頑張っていて、何者にもなれない無力さを感じる間もなく突張しっているんです。そこである日突然、純ちゃんみたいな女の子が現れ、この子にとって自分が特別だと感じられたことがうれしかったんだろうなと。それはすごくキラキラした関係だと思っています」。蒼波は、詩織と亜弓の関係について「わかんないけど、好きなキャラクターや、好きな声優さんに会ってみたいとか、幸せになってほしいと思ったりはします」と答えてくれた。

最後に、本作の見どころについて聞いた。橋本は「すごく痛い話だと思うんですが、最後はちゃんと希望を描けたかなというところが救いだと思います。また、絶対的に大森さんの音楽が素晴らしい。そして、蒼波純ちゃんにひれ伏せ!みたいな感じでしょうか」と猛プッシュ。蒼波は「好きなシーンはお花畑のシーンです。でも、ゲームセンターでただ遊んでいるだけのシーンも、2人の仲が良いところが出ているので、是非見てほしいです」とアピール。

橋本愛と蒼波純、美少女2人のまぶしい表情がたくさんちりばめられた『ワンダフルワールドエンド』。本作には、友情のドラマだけではなく、リアルな恋愛関係のすったもんだや、パワフルな音楽、コミカルなファンタジーを交えたシーンも織り込まれている。一筋縄ではいかないユニークな個性派作品となっているのでお楽しみに!【取材・文/山崎伸子】