ヒロイン、デュナンもよりリアルになって復活/Motion picture[c]2014 Lucent Pictures Entertainment Inc./Sony Pictures Worldwide Acquisitions Inc., All Rights Reserved. Comic book[c]2014 Shirow Masamune/Crossroad

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2004年、モーションキャプチャーを導入し、世界初の3Dライブアニメとして日本だけでなく、世界中から注目を集めた劇場版第1作『APPLE SEED アップルシード』。近未来の地球を舞台にしたハードな世界観が人気の、同シリーズの新作『アップルシード アルファ』(1月17日公開)ではさらなる進化を遂げていると話題だ。

【写真を見る】ヒロインの皮膚感や口元などリアルにこだわった映像に注目/Motion picture[c]2014 Lucent Pictures Entertainment Inc./Sony Pictures Worldwide Acquisitions Inc., All Rights Reserved. Comic book[c]2014 Shirow Masamune/Crossroad

「攻殻機動隊」シリーズでおなじみの士郎正宗のメジャーデビュー作として、1985〜89年にかけてコミック誌に連載された「アップルシード」。同作は元SWAT隊員のヒロイン、デュナンと、その恋人で全身をサイボーグ化したブリアレオスが、人々が作り上げた理想郷オリュンポスでさまざまな陰謀に巻き込まれていく姿を描くストーリーだ。

今回は2004年の劇場版第1作の設定より遡り、2人がオリュンポスに辿り着くまでの物語が描かれるのだが、3DCGアニメとしてさらに進化している映像に目を奪われる!前2作がセルアニメのようなキャラクター造形だったのに対し、本作では“フォトリアル”と呼ばれるよりリアルな実写のような映像へと変化。ライティングまで計算つくされた映像は実写と見間違うほどリアルなものになっている。

また、リアルな映像になっても、士郎正宗作品の“売り”でもある特徴的な女性キャラクターの魅力は決して損なわれていない。それどころか、男勝りな戦うヒロインの凛々しさやカッコよさは、リアルになった分、より説得力が増している。また、男性陣ならデュナンの胸元に自然と視線が行ってしまうはずだ。

CGアニメのパイオニアである荒巻伸志が前2作に引き続き監督を続投。本作の革新的な映像は、日本が誇るコンテンツであるアニメのさらなる可能性を見せつけてくれるだろう。【トライワークス】