代表作「鳥」の一場面写真:Album/アフロ

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映画「鳥」や「八十万年後の世界へ タイム・マシン」で知られる、オーストラリア出身のハリウッド俳優ロッド・テイラーさんが1月7日(現地時間)、老衰のため死去したことがわかった。享年84歳だった。

娘のフェリシアさんがCNNに認めたもので、11日に85歳の誕生日を迎えるはずだったテイラーさんは、米ロサンゼルスの自宅で家族や友人に看取られながら息を引き取ったという。

豪シドニー出身のテイラーさんは、「ジャイアンツ」(1956)や「旅路(1958)」の脇役を経て、H・G・ウェルズのSF小説をジョージ・パル監督が映画化した「八十万年後の世界へ タイム・マシン」(60)で人気を博した。出演作は50本以上におよび、代表作にはアルフレッド・ヒッチコック監督の「鳥」(63)や、群像劇「予期せぬ出来事」(63)、西部劇「大列車強盗」(72)などがある。ディズニーアニメ「101匹わんちゃん」(61)ではダルメシアン犬ポンゴのボイスキャストを務めた。

クエンティン・タランティーノ監督の「イングロリアス・バスターズ」(09)にウィンストン・チャーチル役でカメオ出演したのが、最後の映画出演となった。

「鳥」で本格的な女優デビューを果したティッピー・ヘドレンは、「ロッドは私にとって素晴らしい友であり、真の強さを持った人でした」と米ピープル誌にコメントを寄せ、「私が出会った中で一番楽しく、思いやりや上品さがあり、善と呼べる全てのものを備えていました」と個人を偲んだ。

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