監督作『Unbroken(原題)』がバチカンで上映され、ローマ法王に謁見したアンジー/写真:SPLASH/アフロ

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アンジェリーナ・ジョリー監督作『Unbroken(原題)』が1月8日にバチカンで特別上映され、アンジェリーナと彼女の娘たちのシャイロとザハラがローマ法王フランシスコに謁見した。

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同作は第二次世界大戦中に日本軍により捕虜収容所に送還されてしまったオリンピックのマラソン選手のルイス・ザンペリーニの自伝を映画化したもので、日本兵による残忍な虐待を受けながらも生き延びるルイスの姿を描いている。

ピープル誌のサイトによれば、アンジェリーナは「私の映画を上映するためにバチカンに招待されるのは光栄であり、私が『Unbroken』で語ったストーリーへの素晴らしい賛辞だと思います。ヒーロー、ルイスの物語は強さと寛容の最高の手本です」という声明文を発表している。

また、ユニバーサル・ピクチャーズは「ローマ法王は、ルイス・ザンペリーニの素晴らしい生涯のストーリーをご存知であり、映画を自らご覧になる機会を歓迎されました」とコメントしている。

しかし、報道によればローマ法王は映画の上映会には出席しなかったようで、上映後にアンジェリーナと謁見して言葉を交わしたという。バチカン関係者の談話によれば、ローマ法王フランシスコは、ザンペリーニが日本軍の捕虜として虐待を受けた精神的トラウマを信仰で乗り越えた体験に興味を持っているという。

ローマ法王がアンジェリーナと彼女の娘たちと謁見した部屋は、通常は国家元首がバチカンを訪問した際に使われる特別な謁見室だったそうだ。ローマ法王との謁見は映画関係者にとっては最高の宣伝材料になるが、実際に招待される者はほとんどいないという。昨年もダーレン・アロノフスキー監督とラッセル・クロウが『ノア 約束の舟』(14)のプロモーション中に謁見を申し込んだが、断られたと業界誌Varietyが伝えている。【UK在住/ブレイディみかこ】