「元の姿がよくわかる…」ローマ帝国の遺跡ハイデントーア(異教徒の門)に設置されたアイデアが秀逸
ローマ帝国の軍駐屯地だったカルヌントゥム(オーストリア)にある、こちらの凱旋門の遺跡はハイデントーア(異教徒の門)と呼ばれ、西暦354〜361年に建設されました。
長い歴史を感じますが、建設当時の姿がわかりにくいのも事実。
それを上手に解決していると感心されていた、現地の写真をご覧ください。
遺跡の横には、透明なボードが設置されています。
近づいて覗いてみると……。
おお、元の壮麗な姿がはっきりわかる!
同時に今の姿との差もよくわかります。
[画像を見る]
逆側から見た写真。
ハイデントーアは、石の窃盗や、15世紀のトルコ戦争による火薬によって大きく損傷したそうです。
[画像を見る]
1655年に描かれた絵。
[画像を見る]
1840年に描かれた絵。
現在の姿でも、かなり復元や保存に努めた結果なのがわかりますね。
現在のオーストリアに位置するカルヌントゥムは、ローマ帝国の重要な軍駐屯地で、初代皇帝アウグストゥスの時代(紀元前6年)から歴史に名を残しています。
ハイデントーア(異教徒の門)は、コンスタンティウス2世の戦勝を記念して建てられたとのことです。
カルヌントゥム - Wikipedia
A clever way to show how ancient ruins looked like
【「元の姿がよくわかる…」ローマ帝国の遺跡ハイデントーア(異教徒の門)に設置されたアイデアが秀逸】を全て見る