5人全員出演で紅白に挑んだSexy Zoneだが…

写真拡大

 ジャニーズ事務所所属のアイドルグループ・Sexy Zoneが12月31日に放送された『第65回NHK紅白歌合戦』に出演。だが、その内容がファンの間で物議をかもしている。

 2014年のSexy Zoneは、メンバーの中島健人、菊池風磨、佐藤勝利の3人を軸にした新体制で活動を行っていたが、松島聡とマリウス葉が“干されメン”となったことにファンが反発、CDの不買運動に発展するなどしていた。

 あまりの反発を受けてか、今回の紅白には、事前の記者会見で久しぶりに5人全員で出演することを発表しており、ファンはSNSなどで「セクガル(ファンの総称)の思いが運営に届いた」「来年からはもとの5人で活動してくれますように」「いろいろあったけど、最後はやっぱり5人だよね」などと、喜びの声をあげていた。

 しかし、蓋を開けてみると、明らかなメンバー格差が浮き彫りに。中島、佐藤、菊池がそれぞれ、金、赤、青のメタリックな素材を使った、まるで甲冑を思わせるデザインのド派手な衣装を着ているのに対し、松島とマリウスは地味な白のスーツ姿。しかも、前列の3人が立派なハンドマイクを持っているのに、後列の2人はヘッドセットマイクというお粗末さ。それもそのはず、なんと松島とマリウスの衣装は、後列で踊る大勢のジャニーズJr.たちとほとんどお揃いだったのだ。

 パフォーマンスが始まるやいなや、ジャニーズJr.たちに紛れてあっという間に見失ってしまう松島とマリウス。よくよく見れば中島、佐藤、菊池の影にチラホラ映るが、しかし扱いの格差があまりにも大きい。彼らのことをよく知らない人から見れば、前列の3人がSexy Zoneで、後列の2人はその他大勢という風に映る演出だ。途中、全メンバーで太鼓を叩くパフォーマンスもあったが、TV画面から見切れた状態の松島が一生懸命に頑張る姿は、ファンの涙を誘ったに違いない。

「今回、5人で出演となったのは、12月の初頭に『FNS歌謡祭』にメンバー3人のみで出演したことが、ファンの怒りを買ったためとも言われています。しかし、運営としてはやはり松島とマリウスをうまいことフェードアウトさせたいようで、今回の紅白では、改めてその方針が垣間見れたのでは。記者会見時には、松島が記者に『5人で紅白に出るのですか』と尋ねられて『もちろんです』と強く応える姿も見られ、ほかのメンバーも頷いたことから、5人の絆を感じたファンも多かったはずですが、この演出はむしろ、火に油を注ぐ結果となったのではないでしょうか」(芸能記者)

 2015年もまた、Sexy Zoneのメンバー格差は続くのだろうか。

「2014年は運営にとって、いかにして前列3人を売り出しながら、ファンの反発を最小限に抑えつつ、後列2人をフェードアウトさせるか、その試行錯誤の1年でした。しかし保守的なジャニーズファンはグループの絆にこそ萌えるものなので、そういった大人の策略をもっとも嫌います。今回の紅白で改めて運営とファン、それぞれが望む方向性の違いが明らかになったので、今年はさらに舵取りが難しくなるような予感がします。とはいえ、結果的に一部で注目を集めているのは確かなので、一種の炎上商法のような感じで、今年も迷走し続けるというのもアリなのかもしれませんね」(同)

 昨年、松島とマリウスのために結成された派生ユニットのSexy 松(Show)とSexy Boyzも、なんだか自然消滅しそうな気配が濃厚だが、このまま2人はどこかへ消えてしまうのだろうか。マリウスの持ちネタ「困リウス」がリアルに響く年始である。

(取材・文/DMMニュース編集部)