初日挨拶に立った三浦春馬と行定勲監督

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三浦春馬主演の日中合作映画「真夜中の五分前」が12月27日、全国85館で封切られ、三浦と行定勲監督が、東京・新宿バルト9で行われた舞台挨拶に登壇した。三浦と行定監督の名前が呼ばれると、観客は割れんばかりの拍手とスタンディングオベーションで2人を出迎えた。初日舞台挨拶としては異例の事態に三浦は、「行定監督の奮起を見てきた。その熱意、頑張りが皆さんに届いて本当に嬉しいです」と深々と頭を下げた。

行定監督は「これね、意外と普通の撮影じゃなくてですね(笑)。普通に見せるのがものすごく大変だった。中国と日本がインディーズ映画で成立させた映画ってなかなかない。それを乗り越えるというのがすごくテーマだった」と撮影時を振り返る。そして「どうしようかとスタッフと話しているとき、『三浦春馬が中国語を勉強してすごくやる気です』と聞いて、背中を押してもらって、すごく感謝しています」と三浦の俳優としての姿勢に感謝した。

そんな三浦は、「中国語で芝居させて頂き、海外から公開が始まるという流れが初めてだったので、すべが新鮮。役者としても、ひとりの人間としても大きな経験をさせて頂いたなと思っています。すごく楽しかったです」とニッコリ。今後の海外での仕事については「もちろんオファーを頂ければ、ぜひ参加させて頂きたい」と意欲的に語った。

また、日本公開に先駆けて釜山国際映画祭でワールドプレミアを行い、すでに中国、台湾、シンガポールで公開されている本作。2人は中国キャンペーンで日本との差に驚いたと語り、三浦は「洋風なバラエティで、僕が真剣に話しているときに効果音を出してきたりする。笑いうしかなかったです(笑)」と明かし、監督もダーツ大会や双子当てクイズを行ったといい、「挨拶させてくれないんですよ、ゲーム主体だから。日本の舞台挨拶が堅苦しいんじゃない?(笑)」と会場の笑いを誘っていた。

終始大盛り上がりの2人だったが、最後には「この映画で、自分の内にある普遍的な“愛”というテーマをより深く考えて頂ければ」(三浦)、「この映画には『こういう映画があってもいいじゃないか』という思いがすごくある。日本で撮ろうと思っていたけれど、アジア映画として諦めずにやれたというのは僕たちの糧になった。新しい形の映画の作り方に挑戦できたなと思っています。皆さんの中で何かが評価されることを期待しています」(行定監督)と映画をアピールしていた。

「真夜中の五分前」は、時計修理士のリョウ(三浦)が、上海でルオランという女性と出会い恋に落ちるが、彼女には双子の妹がおり、1人が事故で死んだことによってさまざまな迷い、疑惑が浮上していくラブミステリー。

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