日米野球、日本代表の前田健太(広島)(左)とともに年男だった(左から)則本昂大、菊池涼介、西勇輝の活躍も光った[Getty Images]

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 今季、年男だった選手は72人。年男で大活躍した選手といえば、リーグ2位の打率.325を記録し、守っても二塁の補殺日本記録を更新するなど攻守で活躍が光った菊池涼介(広島)や、ルーキーながらリーグ2位の67試合に登板した又吉克樹(中日)などが挙げられる。そこで、日本人選手を対象に年男で活躍した選手を独断と偏見で、ランキングにしてみた。結果と寸評は以下の通り。

◆年男で活躍した日本人選手トップ10

1位 菊池涼介(広島)

成績:144試合 打率.325 11本塁打58打点

生年月日:1990年3月11日

寸評:3年目の今季、NPB史上3人目となる同一シーズンに2度、20試合連続安打を記録するなど、打力が向上し打率を昨季の.247から.325に上昇させた。また、守備でも昨季自身が打ち立てた二塁の補殺日本記録(535)を更新。攻守ともに活躍が光った1年になった。

2位 又吉克樹(中日)

成績:67試合 9勝1敗2S 防御率2.21

生年月日:1990年11月4日

寸評:ルーキーイヤーの今季、リーグ2位の67試合に登板。2年連続Bクラスに沈んだチームの中で、同級生の福谷浩司とともにチームを支えた。オフの契約更改交渉では、3160万円アップの年俸4000万円でサインした。

3位 則本昂大(楽天)

成績:30試合 14勝10敗0S 防御率3.02

生年月日:1990年12月17日

寸評:2年目の今季は、夏場に調子を落としリリーフに配置転換もあったが、自身初のタイトルとなる最多奪三振(204)を獲得。また、昨季1度もなかった完封勝利を今年は7度達成。

4位 山井大介(中日)

成績:27試合 13勝5敗0S 防御率3.21

生年月日:1978年5月10日

寸評:プロ13年目で自身初となる2桁勝利をマークした今季は、最多勝(13勝)、最高勝率(.722)のタイトルを初めて獲得。契約更改交渉では、その活躍が認められ6000万円アップの1億2000万円で更改した。

5位 西勇輝(オリックス)

成績:24試合 12勝10敗0S 防御率3.29

生年月日:1990年11月10日

寸評:開幕から勝ち星を重ね、球団新記録となる開幕から8連勝をマーク。夏場以降、勝ち星が遠ざかったが、金子千尋に次ぐ12勝を挙げ、4年ぶりのクライマックス・シリーズ進出の原動力となった。

6位 鈴木尚広(巨人)

成績:69試合 打率.350 0本塁打1打点

生年月日:1978年4月27日

寸評:出場試合数は69試合だが、終盤大事な場面で出場する“代走のスペシャリスト”は、その脚で、今季何度もチームを勝利に導いた。また、NPB新記録となる代走で通算106盗塁を達成した。

7位 中田廉(広島)

成績:66試合 9勝8敗0S 防御率3.89

生年月日:1990年7月21日

寸評:昨季まで一、二軍を往復していたが、今季は1年間一軍で戦い抜いた。春先は勝ちパターンだけでなく、ロングリリーフなどの役割をこなした。夏場以降は、疲労で打ち込まれる場面が目立ったが、それでもチーム最多の66試合に登板したのは立派。

8位 森野将彦(中日)

成績:141試合 打率.288 13本塁打86打点

生年月日:1978年7月28日

寸評:統一球の影響で、苦しんだシーズンもあったが、今年はチームトップの86打点をマークするなど全盛期に近い打撃成績を残した。守備でも、18年目にして初めてゴールデングラブ賞を獲得。

9位 小川泰弘(ヤクルト)

成績:17試合 9勝6敗0S 防御率3.66

生年月日:1990年5月16日

寸評:昨季のセ・リーグ新人王は、今季開幕投手の大役を務めたが、4月18日の阪神戦で打球が右手に直撃し骨折し、約3ヵ月離脱。2年連続2桁勝利とはならなかったが、復帰後は6勝を挙げている。

10位 松葉貴大(オリックス)

成績:21試合 8勝1敗0S 防御率2.77

生年月日:1990年8月14日

寸評:開幕は二軍で迎えたが、今季初登板となった5月5日のロッテ戦で初勝利。続く11日の日本ハム戦で敗戦投手になったが、この敗戦を最後に1度も負けることなくシーズンを終えた。

年男

●1978年1月1日生〜12月31日生

●1990年1月1日生〜12月31日生