2015年6月公開が決まった「コングレス未来学会議」

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ポーランドのSF作家スタニスワフ・レムによる小説を、「戦場でワルツを」のアリ・フォルマン監督が映画化した「コングレス未来学会議」(原題「The Congress」)が、2015年6月に新宿シネマカリテほかで劇場公開されることが決定した。

自らの戦争体験をドキュメンタリーアニメーションとして描いた「戦場でワルツを」が高い評価を受け、アカデミー外国語映画賞にノミネートにもされたフォルマン監督が、「惑星ソラリス」の原作「ソラリスの陽のもとに」で知られるSF界の巨星レムの「泰平ヨンの未来学会議」を映画化した。

物語の舞台は、俳優が自らの一番輝いている姿をスキャンし、デジタルデータとして保存することが可能になった世界。女優のロビン・ライトが本人役で主演を務め、40歳を過ぎて女優としての旬を過ぎたライトが、子どもたちのため、巨額の報酬と引き換えに、それまで出演を拒んできた売れ筋の映画を含むあらゆるジャンルの作品に彼女のデータを提供する契約を結ぶが、そのことが彼女の未来に思いもかけない影響を及ぼすことになる。

13年のカンヌ国際映画祭監督週間に出品され、今年の東京アニメアワードフェスティバル(TAAF)2014のコンペティション部門ではグランプリを受賞。フォルマン監督はTAAF2015(15年3月19日〜23日開催)で審査委員を務めることが決まり、TAAF開催にあわせて来日することも決まっている。日本語字幕を映画評論家の柳下毅一郎氏が監修した。

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