伊藤盡 信州大学准教授(左)と赤ペン瀧川先生

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大ヒットシリーズの最終章「ホビット 決戦のゆくえ」の特別講座付き試写会が12月10日、都内で行われ、信州大学准教授で本作の日本語字幕監修を務めた伊藤盡(つくす)氏、“なんでも添削家”の赤ペン瀧川先生が出席した。

J・R・R・トールキンの名作小説を映画化した「ロード・オブ・ザ・リング」の前日譚となる「ホビット」シリーズの最終章。邪龍スマウグからドワーフの故郷を奪還することに成功したビルボら一行が、旅の最後に直面する大決戦を壮大なスケールで描く。

元々は言語学者であったトールキン。シリーズ第1作「ロード・オブ・ザ・リング」から字幕監修を務めてきた伊藤氏は、「トールキンはエルフ族の話す“エルフ語”を作ったことをきっかけとして、それらを話すキャラクターが登場する物語を作り上げた。すべてのファンタジーの基は“エルフ語”」と解説した。

また、森のエルフはシンダリン(日常会話の言語)、高貴なエルフや魔法使いガンダルフなどはクウェンヤ(みやび言葉)を話すそうで、劇中では2種類のエルフ語が使用されている。伊藤氏は、エルフ語の簡単な挨拶のほか、「さよなら、ホビット!(Cuio vae, i pherian!)」など来場者にエルフ語を伝授し、「聞くだけで涙が出てくる」と感慨深けな表情を浮かべていた。

テレビ番組での“映画添削”が話題の瀧川先生も、「『ホビット』シリーズの中でも一番面白い! これを見た後は、TSUTAYAにいって『ロード・オブ・ザ・リング』を借りたくなった」と太鼓判。伊藤氏も、「旅をして一番成長した人物はやはり主人公。ビルボが素晴らしい」と称賛しながら、「この映画を見るのに必要なものはひとつ、ハンカチだけ。だけどこれが終わりではない。これはホビットの冒険の終わりであって、『ロード・オブ・ザ・リング』のはじまりにつながるもの」とシリーズに対する深い愛を語った。

「ホビット 決戦のゆくえ」は12月13日より全国で公開。

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