グレンイーグルズで開催された2014ライダーカップでは、スカイスポーツがフル4Kプロダクションを通常運用と並行し、トライアルとして行った。4Kでのフルプロダクションはスカイスポーツとしては初めて。8月31日に行われたストーク・シティFC対ウェストハム・ユナイテッドFCでは、4Kカメラ10台に加え、I-MOVIX社のX10 UHDウルトラモーションシステムも起用し、500fpsにて試合時間すべて収録を行った。

X10 UHDウルトラモーションシステムは今回、フジノンレンズ(HK5.3X75、75-400mmシネズーム)を装着したビジョンリサーチ社のPhantom Flex 4Kカメラに、Evertz社DreamCatcherサーバを使用している。

ライダーカップは、2年に1度行われているヨーロッパと北米代表選手によるゴルフの団体戦。I-MOVIXカメラシステムは第一打のティーグランド近くに設置され、各選手のティーショットシーンや観客のリアクションを捉え、4Kのハイモーションリプレイを行った。カメラオペレーションは、フレッチャースポーツの英国チーム、フレッチャー・ロンドン氏が担当。フレッチャースポーツは米国で既にI-MOVIXカメラシステムでの4Kプロダクションの経験を積んでいる。

X10 UHDカメラシステムは、4Kスポーツ中継において、ハイフレームレートのスローモーションが可能で、USM(ウルトラスローモーションモード)で収録していれば1000fpsのインスタントリプレイが行える。SSM(スーパースローモーションモード)では、収録をノンストップのまま4K60p/120fpsのソースを供給できるとしている。またHD中継も並行してオペレーションできる。

(山下香欧)