あなたはカフェインのこと、知っている?「カフェイン自体にも味がある」

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コーヒーに紅茶、緑茶にエネルギードリンク、普段の飲み物からも摂取している人の多いカフェイン。でも、あなたはきちんとカフェインのことを知っていますか?コーヒーや紅茶を毎日のように飲んでいるという人も、そうでない人も、身近な成分カフェインの知って損なし?!な豆知識をご紹介します。

カフェインが最初に発見されたのは1819年
ドイツ人の科学者フリードリーブ・ルンゲ(Friedlieb Ferdinand Runge)が発見。

○世界で最も飲まれている飲み物トップ3は全てカフェイン入り
コーヒー、お茶、そしてコーラ

○アデノシン受容体にカフェインが結びつくことで、疲労を感じない効果が
アデノシンと呼ばれる脳内物質、一日が過ぎていくうちに脳内に蓄積し、アデノシン受容体と結びつくことで疲労感が生じます。でも、カフェインを摂取すると、カフェインがアデノシン受容体と結びつくため疲労を感じにくくなり、ドーパミンの量が増加するため、夜に眠れなくなる、という結果につながります。

○コーヒーを最初に発見したのはエチオピアの羊飼い
羊飼いのカルディが、羊がコーヒーチェリー(コーヒーの実)を食べてハイになっているのを発見したのが元だとか。また、イエメンの修道僧が発見した、という説も。

カフェインが効力を発するのは摂取30分後
メリットを最大化するには、カフェインが少しでも多くアデノシン受容体と結びつくよう、飲んだ後すぐに昼寝をするのが効果的。カフェイン効力の半減期は4〜6時間で、通常12時間ほどは、体内システムを比較的クリアな状態に保てるとか。

カフェインを含むのはコーヒーや紅茶だけではない
コーラ・ナッツ(炭酸飲料、コーラの原料にも)、カカオ豆、ガラナなどにも。

○コーヒー豆は焙煎するとカフェインが減る
なので、ダークローストのコーヒーはカフェイン・レベルが少ない傾向に。

○喫煙者はカフェインを代謝する速度が速い
ニコチンを代謝する酵素とカフェインを代謝する酵素が同じため、喫煙が持っているその酵素の余剰分がカフェインを分解し、喫煙者はカフェインの効果が短くなります。

○エスプレッソにはより多くのカフェインが含まれている
エスプレッソの方が少ない、という説が出たこともありますが、実際はカフェイン含有量はドリップコーヒーよりはるかに上。ただ、飲む量が違うので、ドリップコーヒーの方が結局カフェインを摂る量は多くなるかも…。

○茶葉自体はコーヒー豆よりはるかに多くのカフェイン
でも、抽出方法が違うことから、実際に飲むときには紅茶の方が少ない結果に。

カフェイン自体にも味がある
アスピリンのような味だとか。薬を砕いて食べてみたら、きっとカフェインの味を味わうことができるでしょう?!

○コーヒーの国別総消費量が一番多いのはアメリカ
でも、一人当たりの消費量が一番多いのはオランダだそう。

カフェインを吸うこともできるよう
カフェイン入りの電子タバコも存在。ただ、吸った人の感想によると「狂犬病にかかったようで、心臓が爆発しそうな感じ」だとか…。

○ヨーロッパ人が最初にカフェインを摂取したのはチョコレートから
コーヒー、紅茶の国々が集まっているものの、ベネット・アラン・ワインバーグらのカフェインについての著書「The World of Caffeine(邦題カフェイン大全)」によると、ヨーロッパにはコーヒー・紅茶の50年前にチョコレートがやってきたそう。

○コーヒー会社は、カフェインレス・コーヒーから抜いたカフェインを再利用
「レッドブル」のような活力アップのための栄養ドリンクなどに入れるカフェインとして利用されているのだそう。

○コーヒーブランドによってカフェインの量はまちまち
ちなみにアメリカでは、スターバックスのコーヒーのカフェインはマクドナルドの2倍!

アレルギーなどの危険もあり
稀ながら、カフェインに対しじんましんなどのアレルギー反応が出る人も。また、大量に摂ると死に至る危険性も。でも、一度に70杯位を飲む必要があるとか。

○記憶力の向上に効果あり
米ジョンズ・ホプキンス大学が行った調査で、カフェインを摂取した被験者の記憶力が向上したとの報告があります。

さて、あなたはいくつ知っていたでしょうか…?

20 THINGS YOU DIDN’T KNOW ABOUT CAFFEINE
http://www.thrillist.com/drink/nation/caffeine-facts-things-you-didn-t-know-about-caffeine