布袋寅泰

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今年で9回目の開催。“今年最も輝いた男性たち”を主眼においた授賞式『GQ Men of the Year 2014』が20日、都内にて催され、ウルフルズ、布袋寅泰ら8組の顔ぶれが紹介された。

この表彰イベントは、アメリカで1994年にスタートして以来、イギリス、ドイツ、インド、中国、韓国など世界17カ国(2014年予定)で展開されているもの。日本では2006年にスタートし、安倍晋三内閣総理大臣、北野武らをはじめ、これまで53名が授賞している。

活躍が評価されて、幾つもの質問を受けた受賞者たち。「今年一年を“漢字”で書き記してください」と問われた場面で、会場を沸かせた。思ったものを色紙に表し、その心も伝えていた。

▼ ウルフルズ(ミュージシャン)から、トータス松本

今年は、4人でとにかく…“笑っていた”。いろんなところでゲラゲラ笑っていた。それが大事なことって、気付いた1年だった。

劇団ひとり(お笑い芸人)

“鑑(かがみ)”です。今年1年は、あまり接したことがない方々と、イッパイ仕事をさせて頂いた。そういった方々のイイ所を自分の鑑にして、どんどん採り入れていこうと思ったからです。あと、劇団ひとりは、難しい方の「かがみ」を書くんだと思われたかった。(会場から笑い)

園子温(映画監督)

質より量の、“量”です。質を考えていると前に進めない。とにかく前進するために量産する。そんな量産された中から偶然イイものが生まれれば…と思ってやってきました。

鈴木敏夫(映画プロデューサー)

“続く”です。去年9月に宮崎駿が引退しました。やっと僕も暇になるかなぁーと思った。でも、実際は忙しくって…。止めようと思ってもジブリは続くんだと感じたからです。

▼ 小栗旬(俳優)

“巡る”です。今年は子供も生まれたこともあり、30歳にもなった。巡り巡って第2のスタートラインに、また戻ってきた感覚があります。

▼ 坂上忍(俳優)

“人”です。僕も(劇団)ひとりさんと一緒で、他業種の人とこんなに会ったことがない1年でした。初めはチョットけん制しながら付き合うこともあったのですが、ものづくりっていう観点では、ドラマもバラエティも変わらないということに気付いた。それで、たくさんの素敵な人に出会えたと思えた。

▼ 唐沢寿明(俳優)

僕も同じ、偶然で、“人”です。(会場、大笑い)。僕らの仕事(俳優)って、一人では絶対出来ない。衣装も着ないといけないし、照明も当ててもらわないといけない。監督もしていただけないといけないし、脚本も書いて頂いている。そして、共演者も必要。なので、人とイイ出会いがないと、イイ作品が出来上がらない。一人じゃ何もできないという考えです。

布袋寅泰(ギタリスト)

僕は挑戦の挑、“挑む”っていう字ですね。ソロデビューをして、今年で25年。しかし、その長い年月で、自分の殻に閉じこまらず…自分自身にも満足せず…14歳のときに初めてギターを持ったときの思い…世界に挑みたいっていう気持ちからです。この気持ちはずっと、ずっと持ち続けていきたい。


▼ ウルフルズ(ミュージシャン)から、トータス松本



劇団ひとり(お笑い芸人)



園子温(映画監督)


鈴木敏夫(映画プロデューサー)



▼ 小栗旬(俳優)



▼ 坂上忍(俳優)



▼ 唐沢寿明(俳優)



布袋寅泰(ギタリスト)



▼ イベントMCの田中みな実(フリーアナウンサー)