20日、韓国・Money Todayは「中国人留学生、韓国で1年間生活すると“反韓”になる」と題する記事を掲載した。写真は韓国の街。

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2014年11月20日、韓国・Money Todayは「中国人留学生、韓国で1年間生活すると“反韓”になる」と題する記事を掲載した。21日付で環球時報が伝えた。

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韓国は先日、韓国で学ぶ外国人留学生を20万人に増やすと宣言した。韓国の外国人留学生はここ10年間で大きく増加している。しかし、それに見合った留学制度や人々の留学生に対する認知が追い付いておらず、留学生の間には韓国に対する悪いイメージが生まれている。

韓国政府は留学生の受け入れ目標を2004年には5万人、2010年には10万人と定めた。また、10万人の留学生を維持するための国際教育サービス方案も公布している。2013年には、政府の奨学金予算を2015年までに1000億ウォン(約100億円)にするとの目標を発表し、最近にも2020年までに留学生を20万人にまで増やすことを目指した“2020プロジェクト”を立ち上げている。

韓国教育部が18日に発表したデータによると、韓国の大学で学ぶ留学生は、10年前には1万7000人ほどだったが、現在はおよそ8万5000人にまで増加している。そのうち、中国人留学生は6割を占める“お得意様”だ。韓国政府が留学生受け入れに力を注いでいる背景には、留学生を通じて中国国内に友好的な世論を生み出したいとの期待がある。つまり、“親韓派”を増やすことが目的なのである。

しかし、そうした韓国政府の意図と相反するように、中国人留学生の多くが韓国で偏見や差別的待遇に遭い、“反韓感情”を持って帰国するケースが多い。以前、韓国貿易協会国際貿易研究院が中国人留学生を対象に行った調査では、「家族や友人に韓国留学を勧めたいですか」との質問に、23.3%もの人が「いいえ」と回答した。専門家は「中国人留学生の韓国に対する悪いイメージが、反韓感情につながっている」と危機感を示している。(翻訳・編集/TK)