“ケーキにしか見えないやきとり”を食べてきた
大盛り上がりのハロウィンも過ぎ去り、ようやく街はクリスマスに向け動き出した感があります。
そして、その波は“やきとり界”にも到来! “ご当地やきとり”のフードエンターテインメント施設「全や連総本店 東京」は、11月25日〜12月25日にかけてケーキとやきとりが融合したクリスマスメニュー『ケーキやきとり』を販売するらしいのです。
同メニューの試食会が昨日(19日)行われており、私もちょっくらお邪魔してきましたよ! さて、サンタクロース姿で現れた麗しき女性が持っているのは、どこからどう見てもケーキ。
……が、所々がおかしいらしい。スポンジ部分には、ブランド豚「彩の国黒豚」100%のつくねを使用。生クリームに見える部分はマッシュポテトがたっぷり使われており、「見た目はケーキ、味はやきとり」を成し遂げたというのです。
これ、試しにホールごと持たせてもらいました。……重っ! そりゃそうか。総重量、なんと1kgだそうです。
「通常のつくねで換算すると16本分に相当します。1カットは1/8サイズで、2本分となります」(同店スタッフ)
もちろん、実際に食べてみました。早速、一口サイズをフォークでつまんで、鼻に近付けます。……完全に鳥肉の匂いじゃないですか。じゃ、いただきます!
なるほど。正直に言っていいですか? 「ケーキを食べる」という意識で口にしないほうがいい。そのテンションだと、違和感が襲ってくる。それより、何層にも重ねられた“デコレーションやきとり”と頭で確認してから食べるべき。そのスイッチならば、“やきとり好き”にオススメできるかなぁ。
「『お酒を飲みながらケーキを食べたい!』という思いから開発したメニューなんです」(同店スタッフ)
そんな『ケーキやきとり』、見た目に合わせて少し甘めのお肉を使っているらしいです。でも、甘いものが嫌いな人はどうしたらいい?
「あっ、ではぜひ“辛味噌タレ”を付けて召し上がってください」(同店スタッフ)
マジですか!? じゃあ、ケーキにタレをかけましょうか。そして、いただきます。……こうなると、もはや鳥肉を使った全く別の料理ですな。ケーキの雰囲気が皆無。個人的には、そのまま“ガブリ!”と行ってほしいですよ!
ところで、どうしてケーキやきとりが商品化されたんでしょう? 同店の名誉館長であり、フードジャーナリストのはんつ遠藤さんに伺いました。
遠藤さん 毎回、全や連では季節ならではのメニューを作っておりまして、今回は「クリスマスと言えばケーキ!」という発想からです。
――スイーツにちなんだメニューは、今回が初ですか?
遠藤さん スイーツを意識したメニューは今までにもありましたが、ケーキに模したメニューは初です。味をもっと甘くしようという案もありましたが、食べて「あっ、やきとり!」と思わないとつまらない。完全にケーキになってしまうとつまらないので、甘くなり過ぎないようには心がけました。
――見た目からして「女性やお子様向けかな?」という気がしているのですが、ターゲット層としてどんな方を想定していますか?
遠藤さん ファミリーや女性はもちろんですが、クリスマスには幅広い方がいらっしゃるので特にターゲットは絞っておりません。皆様がクリスマスに向け、楽しんでいただけたらと考えています。
そんな『ケーキやきとり』は、ホールケーキが2,200円で、1カットは300円(ともに税別)。1日8ホール(64カット)の限定メニューだそうですよ!
ちなみに、補足情報を最後に。上に乗っているイチゴだけは本物です。
「イチゴはやきとり屋では作れなかったので(苦笑)」(同店スタッフ)
これは断言しますが、イチゴだけは別で食べた方が良いです。やきとりとのケミストリー、起こりません。最初か最後に、パクっといただいてください。
(寺西ジャジューカ)
そして、その波は“やきとり界”にも到来! “ご当地やきとり”のフードエンターテインメント施設「全や連総本店 東京」は、11月25日〜12月25日にかけてケーキとやきとりが融合したクリスマスメニュー『ケーキやきとり』を販売するらしいのです。
同メニューの試食会が昨日(19日)行われており、私もちょっくらお邪魔してきましたよ! さて、サンタクロース姿で現れた麗しき女性が持っているのは、どこからどう見てもケーキ。
これ、試しにホールごと持たせてもらいました。……重っ! そりゃそうか。総重量、なんと1kgだそうです。
「通常のつくねで換算すると16本分に相当します。1カットは1/8サイズで、2本分となります」(同店スタッフ)
もちろん、実際に食べてみました。早速、一口サイズをフォークでつまんで、鼻に近付けます。……完全に鳥肉の匂いじゃないですか。じゃ、いただきます!
なるほど。正直に言っていいですか? 「ケーキを食べる」という意識で口にしないほうがいい。そのテンションだと、違和感が襲ってくる。それより、何層にも重ねられた“デコレーションやきとり”と頭で確認してから食べるべき。そのスイッチならば、“やきとり好き”にオススメできるかなぁ。
「『お酒を飲みながらケーキを食べたい!』という思いから開発したメニューなんです」(同店スタッフ)
そんな『ケーキやきとり』、見た目に合わせて少し甘めのお肉を使っているらしいです。でも、甘いものが嫌いな人はどうしたらいい?
「あっ、ではぜひ“辛味噌タレ”を付けて召し上がってください」(同店スタッフ)
マジですか!? じゃあ、ケーキにタレをかけましょうか。そして、いただきます。……こうなると、もはや鳥肉を使った全く別の料理ですな。ケーキの雰囲気が皆無。個人的には、そのまま“ガブリ!”と行ってほしいですよ!
ところで、どうしてケーキやきとりが商品化されたんでしょう? 同店の名誉館長であり、フードジャーナリストのはんつ遠藤さんに伺いました。
遠藤さん 毎回、全や連では季節ならではのメニューを作っておりまして、今回は「クリスマスと言えばケーキ!」という発想からです。
――スイーツにちなんだメニューは、今回が初ですか?
遠藤さん スイーツを意識したメニューは今までにもありましたが、ケーキに模したメニューは初です。味をもっと甘くしようという案もありましたが、食べて「あっ、やきとり!」と思わないとつまらない。完全にケーキになってしまうとつまらないので、甘くなり過ぎないようには心がけました。
――見た目からして「女性やお子様向けかな?」という気がしているのですが、ターゲット層としてどんな方を想定していますか?
遠藤さん ファミリーや女性はもちろんですが、クリスマスには幅広い方がいらっしゃるので特にターゲットは絞っておりません。皆様がクリスマスに向け、楽しんでいただけたらと考えています。
そんな『ケーキやきとり』は、ホールケーキが2,200円で、1カットは300円(ともに税別)。1日8ホール(64カット)の限定メニューだそうですよ!
ちなみに、補足情報を最後に。上に乗っているイチゴだけは本物です。
「イチゴはやきとり屋では作れなかったので(苦笑)」(同店スタッフ)
これは断言しますが、イチゴだけは別で食べた方が良いです。やきとりとのケミストリー、起こりません。最初か最後に、パクっといただいてください。
(寺西ジャジューカ)