あの職種の業界用語、建設業界編「KY」「いんに、いんさん、いんご」「チーズ」

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テレビ業界や飲食業界など、業界ごとに数多くある専門用語。全くその業界のことを知らない人が聞くと「何それ?」となるようなものも多くありますよね。今回は、そんな業界用語の中から、一般の人にはあまりなじみのない「建設業界」の専門用語たちをご紹介します。

●ジャンカ
建設の際、コンクリートを流し込んだり打ち込んだりすることを打設といいます。この打設不良のことを「ジャンカ」といいます。セメントと砂利が分離するなどして、ジャンカが生じると、強度が下がってしまいます。

●KY
危険予知のこと。「KYトレーニング」や「KY活動」といった使われ方をします。決して「空気が読めない」のKYではありません。

●いんに、いんさん、いんご
材料の寸法を伝えるときなどに、こうした略語を使うことがあります。いんには1寸2分、いんさんは1寸3分……といったものです。

●行って来い
一度送り出したものを引き戻す作業や、往復する様を現す言葉。柱に先にはめ込んだ材料を引き戻しながらもう片方の柱にはめ込むといった工法や、U字の屈折階段をこう呼ぶこともあります。

●ネコ
手押しの一輪車をネコ、ネコ車などと呼びます。上下逆さにした一輪車がネコのように見えるからこう呼ぶ、といった説もありますが、諸説あるそうです。

●サル
ネコの次はサルです。雨戸に取り付ける木製の固定具のことです。他にも「ヨコサル」といった部品もあります。

●ウマ
動物シリーズ三つ目はウマです。現場で使用する作業台のことをウマと呼びます。

●アリ
木材を接着させる仕口(接続箇所)をアリと呼びます。仕口がアリの頭に似ているからなんだそうですよ。

●デンデン
かたつむりのことではなく、雨どいを固定する器具のことをこう言います。デンデン太鼓に似ているからこの呼び方になったのだとか。

●坊主面(ぼうずめん)
木材の面加工の一種を指す言葉。丸みを帯びた加工面が、お坊さんの頭のようなのでこう呼ばれます。他にもひょうたんのようになっている「ひょうたん面」などの呼び方があります。

●チーズ
排水管などをつなぐ部材の一種。決して食べる方のチーズではありません。

●ご安全に
専門用語ではありませんが、建設業界では朝礼で「ご安全に」というあいさつをします。建設現場だけでなく、工場などでもこのあいさつが使われているところがあるそうです。

以上、建設業界で使われている用語をまとめてみました。なぜか動物の名前シリーズが多いですね(笑)。皆さんの業界ではどうですか? こうしたその業界ならではの専門用語はどんなものがありますか?

(中田ボンベ@dcp)