名優ウィリアム・H・メイシーの初監督作が来年2月に公開(C) 2014 Rudderless Productions LLC.All Rights Reserved.

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今年のサンダンス映画祭プレミア部門のクロージング作品に選ばれた、名優ウィリアム・H・メイシーの初監督作「君が生きた証」が、2015年2月21日に公開されることが決定し、予告編とキービジュアルがお披露目された。

銃乱射事件で死去した息子が遺した楽曲を歌い継ごうとする父親と、その歌に魅了されたミュージシャン志望の青年、親子ほど年齢の離れた男2人が音楽を通じてめぐり合い、再生し成長していく人間ドラマ。「ファーゴ」や「マグノリア」で味のある存在感を放った名優メイシーが、撮影現場での長年の経験を生かしたペーソスとユーモアで紡ぎ出す。

主人公サムを演じるビリー・クラダップは、すべての人に語りかけるような歌声を響かせるとともに、「あの頃、ペニー・レインと」でも見せたギターの腕前を再び披露。サムとともにバンドを結成するクエンティン役のアントン・イェルチンも、吹き替えなしで歌唱とギター演奏を担当した。その他、「スプリング・ブレイカーズ」のセレーナ・ゴメスや、「トランスアメリカ」でオスカー候補になった、メイシー監督の妻でもあるフェリシティ・ハフマン、「ミスティック・リバー」のローレンス・フィッシュバーンらが脇を固める。

このほど公開された予告編では、サム(クラダップ)が味わう絶望、希望、挫折、葛藤(かっとう)が切々と描かれ、人気声優の藤原啓治によるナレーションが、さらなる優しさと深みをもたらしている。また、キービジュアルにもサムが熱唱するシーンが大きく用いられており、人間ドラマと音楽が融合したドラマティックな物語を印象づけている。

銃乱射事件で息子を失ったエリート広告マンのサム(クラダップ)は、会社を辞め、ボートですさんだ暮らしを送っていたが、別れた妻から息子が生前に書き溜めていた歌詞と自作のデモCDを渡され、息子の思いを知らなかった自分に気づく。場末のライブバーで息子が作った曲を演奏したところ、その歌に魅了された青年のクエンティン(イェルチン)と出会い、「ラダーレス」というバンドを組むことになる。次第にバンドは人気を集めていくが、サムには喝さいを浴びることができない理由を隠していた。

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