主演作のヒットを喜ぶ吉永小百合

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第38回モントリオール映画祭で審査員特別賞を含む2冠に輝いた「ふしぎな岬の物語」の大ヒット大感謝祭が11月4日、東京・丸の内TOEI1で行われ、初プロデュースと主演を兼ねた吉永小百合をはじめ阿部寛、笑福亭鶴瓶、成島出監督が舞台挨拶に登壇した。

吉永は満場の観客を見渡し、「なんだか(公開)初日を2回迎えたような気持で胸がいっぱいです」と感無量の面持ち。「昨日、都内の某映画館に行って、皆様にまぎれてそうっと見てまいりました。何よりも場内が明るくなるまで、どなたも席を立たなかったので、この映画の思いが伝わったと思いました。4人で、皆様に感謝の思いをお伝えしたい」と話すと、場内は拍手喝さいだ。

初日挨拶を舞台出演のため欠席した阿部は、「吉永さんが舞台を見に来てくださって、キャスト全員が吉永さんをチラチラ見ていた」と明かしたが、「吉永さんには素晴らしいお花を頂いて、鶴瓶さんからは花が来ないなと思っていた」とチクリ。鶴瓶は後日、花を送ったそうだが「(阿部から)子どもみたいな手紙が来たんですよ。『吉永さんと竹内結子さんはくれたのに、鶴瓶さんは4日遅れです。追伸、中井貴一さんはまだです』」と暴露し、客席を喜ばせた。

終始息の合った掛け合いを披露したキャスト陣に対し、成島監督は「終わるのが残念で残念でしょうがないという、監督になって初めての現場でした」と述懐。吉永も、「チームワークの良さで、今回の映画はできあがりました。もっともっとロングランが続いて、できればお正月まで上映して頂けたら」と笑顔で締めくくった。

また、この日の舞台挨拶前には同館チケット売り場前の特設ステージで登壇陣による大ヒット祝い餅つきを実施。興行収入10億円突破が発表され、観客動員数がさらに“のびる”ようにという願掛けが込められた。映画は実在する喫茶店をモチーフにした森沢明夫氏の小説を原作に、のどかな岬で喫茶店「岬カフェ」を経営する女主人・柏木悦子(吉永)と、そこに集う常連客の悲喜こもごもを描いた。

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