これが世界に1台しかない唯一稼働可能なティーガー戦車!/[c]Norman Licensing, LLC 2014

写真拡大

第二次世界大戦下、ヨーロッパ戦線を舞台に、たった1台の戦車でドイツの大軍を相手に戦い抜いた、5人の兵士たちの絆を描き、全米公開初登場No.1のヒットを記録した戦争アクション大作『フューリー』が、11月28日(金)より公開となる。今回、大迫力の戦車での戦闘シーン撮影のために、本物のティーガー戦車を借りたことについて貴重な証言がイギリスのボービントン戦車博物館館長から届いた。また、撮影現場でのメイキング写真も公開!

【写真を見る】本物のティーガー戦車が使われたのは映画史上初!/[c]Norman Licensing, LLC 2014

本作の最大の見どころは、ブラッド・ピットらが乗り込むシャーマン戦車“フューリー”と、最強の怪物と称されたドイツ軍のティーガー戦車の差し迫る戦車戦だ。遠距離から接近戦へ、実際の戦闘さながらに、味方のシャーマン戦車が破壊されながらも、“フューリー”が立ち向かう死闘が再現されている。その圧倒的なリアリティの理由の1つが、世界で唯一、稼働可能なティーガー戦車が撮影に使用されたことだ。デヴィッド・エアー監督はじめとする製作陣は、本物にこだわり、本作を撮影する為に歴史的にも貴重な本物の戦車の貸し出しを、イギリス、ボービントン戦車博物館に依頼した。

ティーガー戦車は、量産のきくシャーマン戦車と異なり、42年から約2年間でわずか1354台しか生産されなかった。また、連合軍は撃破後に戦車をことごとく破壊したため、現在世界に6台しか現存していないのだ。

シャーマンとティーガーの戦車戦を描いた『バルジ大作戦』(65)や『パットン大戦車軍団』(70)など、これまで数多くの第二次大戦時の戦車映画が作られているが、本物のティーガー戦車を使用して撮影されたのは今回が映画史上初となる。

「英国軍の第48王立戦車連隊と戦った戦車でチュニジアにあったものだ。チャーチル歩兵戦車を2輛ほど撃破したが、他の戦車に攻撃されて損傷を被ったので乗員は戦車を遺棄した。戦車は終戦後に戦車博物館に寄贈された」と戦車博物館の館長デヴィッド・ウィリーは証言する。つまり本作は歴史的遺産とも言うべき戦車が撮影された“映画史に残る偉業”なのだ。

今回の撮影にあたってデヴィッド・エアー監督は「戦車は、映画の中のキャラクターの1つ。我々はある意味、これらの戦車に魂が宿っていることに気がついたのです。キャスト同様、戦車ファンがなぜこれらの戦車に惚れ込むのか理解できる」と語る。歴史的にも貴重な本物のティーガー戦車を使って撮影に挑んだスタッフたちの熱意と、その熱意に動かされたボービントン戦車博物館のはからいによって撮影された戦車戦は必見だ。【Movie Walker】