撮影秘話を暴露されて照れ笑いの宮沢りえ

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第27回東京国際映画祭で最優秀女優賞と観客賞の2冠に輝いた「紙の月」のプレミア試写会が11月2日、都内で開催され、主演の宮沢りえをはじめ、池松壮亮、大島優子、田辺誠一、近藤芳正、石橋蓮司、小林聡美、吉田大八監督がそろって出席した。

角田光代氏の人気小説を、「桐島、部活やめるってよ」の吉田監督が映画化。銀行の契約社員として実直に暮らす主婦が、年下の男との不倫をきっかけに、ささいなことから巨額の横領に手を染め、堕ちていくさまを描いている。

宮沢は、最優秀女優賞の受賞について「授賞式でも言いましたが、難しい役を演じることを引き出してくれた吉田監督のおかげ。(トロフィーを)半分にちょん切って監督にあげたい」と感謝の言葉を口にする。また、CMやPVを主戦場とする撮影のシグママコトをはじめ「映画を作り続けてきたスタッフばかりではなく、異物同士が集まって、一体感に辿り着いてないところからのスタートでしたが、撮影を重ねパズルが合うように一体感が増していくのが嬉しかった」と充実した表情で振り返った。

大島は開口一番「みんな、元気?」とライブのノリで会場を沸かしたが、「宮沢さんにやれって言われました(笑)」とニッコリ。劇中では、宮沢演じる梨花を無意識に悪へと導いていく若い銀行員を演じているが「小悪魔的な存在なのでシースルーで来ました!」とペロリと舌を出していた。

池松は、梨花と不倫関係に陥る大学生を演じているが、撮影中のエピソードを聞かれ「ラブホテルのシーンがあって(飾りの)貝殻とかがあったんですが、りえさんはベッドで飛び跳ねていました(笑)」と暴露。宮沢は恥ずかしそうに「テンション上がっちゃって……。めったに行かないので(笑)。デコレーションの素晴らしさに感動して、ワクワクしていました」と語り、会場は笑いに包まれた。

吉田監督は、「誰ひとり欠けても僕が撮る『紙の月』にならないと思って誘い、集まってくれた。自慢するならこれだけの人を集めて演技の場を用意したこと」と俳優陣の素晴らしさを強調した。「紙の月」は、11月15日から全国で公開。

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