福島県知事のメタル好きがネット上で話題に 海外には大統領がメタラーの国も

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福島県の内堀雅雄新知事が大のメタル好きという報道がネット上で話題だ。
「朝はメタルを聞いて目覚める」「お気に入りはジューダス・プリースト」という報道に「政治家もメタルを聴く時代にー」と盛り上がりを見せているが、知事の年齢は50歳、よくよく考えれば10代半ばの多感な時期は80年代初頭のメタルバンドが台頭してきた時期、東大卒のエリートとはいえアイアン・メイデンやジューダス・プリーストが好きな人は一人や二人はいそうなもの・・・

―ということで、もっと凄いメタルマニア政治家が世界にいるのではと探したら―いました、なんと、それも大統領!インドネシアのジョコ・ウィドド大統領、52歳。

10月20日に就任ホヤホヤの第7代インドネシア共和国大統領、ジョコ・ウィドド氏。選挙では政治の変革や汚職撲滅を公約に掲げ国民の支持を得た庶民派として知られるが、彼の音楽好きも本国では有名な話、好きなバンドはメタリカメガデス、ラム・オブ・ゴッド、ナパーム・デスそしてベストのレコードはスレイヤーの作品と言うから穏やかではない。

貧しいスラム街に生まれ家具のリサイクル業者から大統領まで登りつめたウィドド大統領。
ジャカルタの知事就任時の2013年にメタリカ初のインドネシアでのコンサートに大興奮、ヘッドバンギングしまくってたとのこと。

楽屋でロバート・トゥルージロのサイン入りベースを貰い舞い上がったものの、賄賂にあたるとして泣く泣く諦めたというエピソードも・・・AFP通信のインタビューに「特にツェッペリン、メタリカ、ナパームデスを爆音で聴くのが好き、ロックは俺の情熱そのもの」と政治家とは思えない発言を並べている。

ラム・オブ・ゴッドのランディー・ブライスも大統領就任直後に「なんてこった!俺たちのファンが大統領になったぜ!インドネシアの政治とは良く判らんが 世界最初のメタル大統領だ!」とインストグラムに書き込み祝福したとか。

そんなウィドド大統領、元々支持かなり難しいと言われていた選挙を大逆転で勝利。53%も支持されるなど期待は大きく、この国の貧困問題など難しい問題に立ち向かうことになる。

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