東京の地下に秘密の通路? 都市伝説の真偽は!?
首都圏で多くの人が生活する地面の下には、複雑な空間が広がっています。主要な公共交通機関である地下鉄はもちろん、上下水道や水害対策の地下水路など、実に各種の“地下の道”が延びているのです。
さて、そこで都市伝説です。東京の地下には、いわくつきの秘密空間が広がっているとかいないとか……。教えて!gooのQ&Aから、その真相を探ってまいりましょう。

地下鉄・線路の脇道

「(東京の地下には一般的には公表されてない)脇道っていうのは実在するのでしょうか?
(中略)…友人から聞いた話ですと、(中略)…(霞ヶ関駅の)千代田線と丸ノ内線の間には何らかの施設があると言ってました。やはり戦時中と何か関係があるのでしょうか?」(lunch223さん)

しかしこの問いに対して、バッサリとした回答が。

■幻のホームがある!?

「戦前からのというのは、何とかいうライターが書いている妄想の賜物ですね」(travelKENKENさん)

「あるライターの妄想が一人歩きした物です。この本が出た後、かなりの鉄道マニアが車掌室にかぶりついて証拠を探したのですが、トンネルもそこをふさぐ扉も見つかりませんでした。(中略)…彼が書いていたのは、東京には戦前に作られた秘密の地下鉄網があり現在の地下鉄はそれを利用しているのだ、という話…」(ultraCSさん)

“戦前に軍部が開発した秘密地下通路”は単なる都市伝説であって、存在はしないとのことです。ただし、一般人があまり利用しない形で地下空間が広がっている場合もあるそうです。

銀座線の新橋駅には幻のホームがあります」(ceeda34さん)

「いくつかの(地下鉄の路線の)間には連絡線があります。これは、車両の検査や修繕などの際に回送する目的のものです。(中略)…なお、公開されていない地下室はあるでしょうが、それは保安上や私有地で公開する必要がないなどの理由による物です」(ultraCSさん)

“新橋駅の幻のホーム”は、過去に少しの間だけ使われていて、今は使われていないものだそうです。2つの鉄道会社がそれぞれ“新橋駅”を持っていて、相互の鉄道で乗り入れを始めたのをきっかけに片方の“新橋駅”を閉鎖、これが現在“幻のホーム”と呼ばれているのだとか。
都市伝説の方の真偽はどうやらカタがついたようですが、もし実際に存在するのなら「一度通ってみたい!」と思う方も多いのではないでしょうか。数々の妄想を膨らませてしまうほどに、都心の地下空間は謎めいていてワクワクさせられるものがあります。

(Muto Koki)