車を降りずに故人と最後のお別れができるドライブスルー葬儀−アメリカ

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慣れるととても便利なドライブスルー。

日本でも、ファストフードを始め、コーヒーショップ、ATMの現金引き落としまでドライブスルーが登場しています。

しかし、一歩先を行くアメリカでは、なんと、ドライブスルー葬儀が可能になりました。
ドライブスルーの窓から、故人に最後のお別れが出来るのです。

この新サービスは、ミシガン州のサギノーにある、パラダイス斎場で行われています。
「ドライブスルーに入ると、メモリアルボックスがありますので、そこにお悔やみのカードや、お香典を入れることが出来ます。」と、創始者のイヴァン・フィリップス氏は話します。

「次に、あなたがボタンを押すと記帳箱が開きます。そこで、記帳をすることができます。その後、前方に進みますとカーテンが開きます。各車両3分間のプライベートタイムがありますので、そこで故人と最後のお別れをしていただきます」

棺が見える窓のカーテンは、外から歩いている人が覗きに来ても開かないように配慮されているそうです。道路に設置されたセンサーが、車両の重さを認めるときだけ、カーテンが開きます。

地元テレビ局のCBS Detroitは「今のところ、このサービスを利用した家族は数家族にしか過ぎない。」と報道していますが、数家族でも、このサービスを利用する人がいるのが驚きですね。

この斎場では他にも、葬儀に参列できない人のために葬儀をオンラインで生中継する、ライブストリーミングサービスも提供しているそうです。

Drive-thru open coffin viewing now available in US at funeral home
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/northamerica/usa/11169659/Drive-thru-open-coffin-viewing-now-available-in-US-at-funeral-home.html