不安になってしまうときの対処法「悩んだら紙に書くべき」

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誰でも悩みを抱えることはあるはず。ほとんどの場合が解決方法を必死に考え結論を出そうとするはずですが、なかなか順調にはいかずに不安が増してしまうものですよね。そこで今回は悩みで不安を抱えないための対処法に迫ってみましょう。

■紙に書くことで悩みがわかる

頭だけで悩み事をしようとすると、常に頭をフル回転させることになりますから、疲れてなかなか良い案が浮かばなくなってしまいます。そんなときは紙に悩み事を書き出し、心配や不安の種を総点検してみましょう。頭に浮かんだ考え事をひとつひとつ紙に書き出していくと、自分が何で悩んでいたのか、不安を感じていたのかが視覚的に確認できるようになり、悩みの整理ができるのです。

とにかく思いつくものは、ささいなものでもすべて書いてみるといいでしょう。場合によっては忘れかけていた悩みも思い出すかもしれません。

■書き出すことに専念し、考えないこと

紙に書き出すときに注意したいのが、その内容についていちいち分析したり理由を考えたりしないことです。それをはじめてしまうと書き出すという行為が止まってしまい、また悩みだけがつのってしまいます。感情や理性はひとまずおいておき、自分の不安の種を紙にすべて書き出して、心を落ち着かせてみましょう。

■客観的に悩みと向き合える

すべて紙に書き終えたら、それらを客観的に眺めてみましょう。頭の中から紙の上に悩み事が移動したことで、それらを今までとは違う視点で考えることができるはずです。内容によっては、「こんなささいなことで悩んでいたのか」「こんなので悩んでも仕方がない」「こんなのすぐに解決できる」といったような考えが浮かんでくることも。

今までは自身の感情や理性の影響で不安を抱えていたことも、一気に吹き飛びやすくなるのです。なかなか客観的に見ることができないという場合は、一日置いてから紙に書かれた内容をみてみるのも良いでしょう。

悩みや不安を抱えやすいという人は、それだけ頭の中で整理がうまくできていない可能性があります。そんなときはすべて紙に書き出して気持ちをスッキリさせ、ひとつずつ不安を解消していきましょう。