映画『ドラキュラ ZERO』

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ドラキュラ物語のモデルとなった実在の男、ヴラド・ドラキュラ。歴史に名を刻む英雄であり、15世紀半ばにトランシルヴァニア地方を治め、人々から敬愛された君主だった彼は、いったいなぜ21世紀の今日に至るまで、恐怖と共に語られる存在となったのか?

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実在のモデルをベースに描かれる映画『ドラキュラZERO』はこれまでのドラキュラのイメージを一新するスタイリッシュさを放つアクション・エンターテインメント超大作に仕上がっている。

そんな本作でドラキュラを演じるのはこれまで当サイトでもお伝えしてしてきたイケメン実力派俳優のルーク・エヴァンス。『ワイルド・スピード EURO MISSION』、『ホビット 竜に奪われた王国』などの話題作に出演し人気を獲得してきている。

これまで数々のドラキュラ映画が公開され、多くの俳優たちがドラキュラ公を演じてきた。フランシス・フォード・コッポラ監督の『ドラキュラ』では、ゲイリー・オールドマンがエキセントリックかつ見事な演技で、愛に苦悩するドラキュラを演じ、ウェス・クレイヴン監督の『ドラキュリア』では、ジェラルド・バトラー(『オペラ座の怪人』『300』)がムキムキなドラキュラを演じている。また、ダリオ・アルジェント監督の『ダリオ・アルジェントのドラキュラ』では、『戦場のピアニスト』のトーマス・クレッチマン(エイドリアン・ブロディ演じるピアニストを手助けするヴィルム・ホーゼンフェルト陸軍大尉役)が、アルジェントの世界観に見事マッチしたクラシカルなドラキュラを演じた。そして、『スター・ウォーズ』の元ジェダイで後にシスの暗黒卿となったドゥークー伯爵役や『ロード・オブ・ザ・リング』の魔法使いサルマン役などで知られるクリストファー・リーにいたっては、なんと、テレンス・フィッシャー監督の 『吸血鬼ドラキュラ』、『凶人ドラキュラ』、アラン・ギブソン監督の『ドラキュラ`72』と3本もの作品でドラキュラ伯爵を演じている。

監督のゲイリー・ショアはルーク・エヴァンスの起用理由として、「まず物語を語ってくれそうな素晴らしい顔をしていること。串刺し公で、戦士でもあるウラドらしい存在感、物腰の柔らかい中にそれをかもしだしてくれそうな人は他にいないと、確信しました」と語っており、ルークは「ヴラドの暗黒面を知ってもらうと同時に、同じくらい情熱的で、愛すべき、そして、生々しい一面をみてもらいたい」とメッセージを寄せている。

海外ドラマの世界でも『トゥルーブラッド』『ヴァンパイア・ダイアリーズ』『バフィー』などヴァンパイアものはいつの時代も人気だ。実在の人物と吸血鬼伝説が織りなす歴史ファンタジーに、私たちはいつも魅了されてしまう。

今回の映画では一国を担う君主として頼りがいのある佇まいと鋭い眼差し、一方で家族の元に帰れば家族を愛する心優しい男の顔をみせるギャップが魅力的なエヴァンス演じるドラキュラに、男女問わず夢中になってしまうことは間違いない。今後のヴァンパイアドラマを楽しむための良いきっかけとして、『ドラキュラZERO』をぜひ鑑賞しておくといいかもしれない。

映画『ドラキュラZERO』は10月31日(金)TOHOシネマズ 日劇他にて全国ロードショー(海外ドラマNAVI)

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