吉永小百合に並ぶ快挙を達成した宮沢りえ(C)2014「紙の月」製作委員会

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第27回東京国際映画祭のコンペティション部門に日本映画として唯一選出された「紙の月」に主演する宮沢りえが、第28回山路ふみ子女優賞を受賞したことが明らかになった。宮沢は2004年公開の映画「父と暮せば」で同賞を受賞しており、2度目の女優賞受賞は吉永小百合に続き史上2人目の快挙となる。

山路ふみ子映画賞は映画人の育成、功績をたたえる目的で毎年開催され、昨年度の女優賞は「さよなら渓谷」の真木よう子が受賞している。運営する山路ふみ子文化財団は、宮沢の受賞理由を「映画『紙の月』での平凡な主婦が無自覚のうちに変貌していく姿を、美しくも重厚に描き、圧倒的な演技を披露したことに対して」と発表しており、11月の映画公開へ向けてますます期待が高まる形となった。

「紙の月」は、「八日目の蝉」などで知られる直木賞作家・角田光代氏の同名ベストセラー小説を、「桐島、部活やめるってよ」で第36回日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した吉田大八が映像化した話題作。バブル崩壊直後の1994年を舞台に、銀行の契約社員である真面目な主婦が、巨額の横領事件を引き起こすさまを描いたヒューマンサスペンス。若手筆頭の池松壮亮、「AKB48」卒業後初の映画出演となる大島優子をはじめ、田辺誠一、近藤芳正、石橋蓮司、小林聡美ら実力派俳優が脇を固める。

「紙の月」は11月15日から全国公開。

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