深刻な大気汚染が問題となっている中国でこのほど行われた環境関連フォーラムにおいて、専門家が「わが国のスモッグ天気は2030年まで続く可能性がある」との予測を示した。中国メディア・楚天金報が19日報じた。(編集担当:今関忠馬)(写真は「CNSPHOTO」提供、19日北京で撮影。)

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 深刻な大気汚染が問題となっている中国でこのほど開催された環境関連フォーラムにおいて、専門家が「わが国のスモッグは2030年まで続く可能性がある」との予測を示した。中国メディア・楚天金報が19日報じた。

 記事は、湖北省武漢市で18日に開かれた第4回「中達環境法フォーラム」で、中南財経政法大学の高利紅教授が「わが国のスモッグは2030年まで続く可能性がある。わが国では30年前後に工業化が実現すると予測されており、その過程に伴ってスモッグもピークに達する。その後は、徐々に減ることになるだろう」と語ったことを伝えた。

 また、今の時期がちょうど稲の収穫を終えた「藁(わら)焼き」のピークに当たり、各地で新たに大気汚染が発生していることについて、中国地質大学の専門家が「全国で100近い関連する法律が施行されているものの、藁焼きの問題が抑えられていない」と説明したことを紹介。

 藁を粉砕して田畑にかえす、建築材料や飼料、バイオ発電の原料にするなどの方法を奨励する“バイオ補償制度”の構築を提案し、「焼却をやめた農民に報奨、手当て、減税などの補償を与えるとともに、新エネルギー産業の体制を整えれば、ゴミが宝となり一挙両得だ」と語ったことを伝えた。(編集担当:今関忠馬)(写真は「CNSPHOTO」提供、19日北京で撮影。)