ミランのアシスタントコーチ「本田に時間を与えることが必要だった」

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 日本代表FW本田圭佑が所属するミランは、19日に行われたセリエA第7節でヴェローナと対戦し3−1で勝利を収めた。ミランのアシスタントコーチを務めるマウロ・タソッティ氏は試合後に、クラブ公式チャンネル『ミラン・チャンネル』のインタビューで2ゴールの活躍を見せた本田について語った。

 同試合、オウンゴールで先制したミランは、27分に、左サイドのFWエル・シャーラウィのロングパスをゴール前に走り込んだ本田が左足ワンタッチでゴール左隅に突き刺しリードを広げる。さらに56分、DFアディル・ラミからのグラウンダーの縦パスに抜け出した本田がドリブルでゴール前まで持ち込み、GKとの1対1を左足で冷静に決め3−0。ミランは87分に失点するも3−1で勝利した。

 試合後、タソッティ氏は「イニャツィオ(・アバーテ)と本田は完璧に理解しあっている。攻撃の多くはこの2人からスタートしている」と右サイドの2人が攻撃の起点となっていることを指摘。さらに「不思議なのは、本田はバカンスを取らずにミランにやってきたこと。彼が我々のサッカーを理解し、我々が彼を理解する時間が必要だった。それは、イニャツィオにも同じことが言える。チームが良いプレーをすれば、個々を助けることさえもできるだろう」と語った。

 ミランは、26日に行われるセリエA第8節でフィオレンティーナと対戦する。