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第9回ローマ国際映画祭でコンペティション部門(ガラ部門)に出品された映画『神さまの言うとおり』(11月15日公開)のワールドプレミアイベントが18日(現地時間)、イタリア・ローマで開催され、主演の福士蒼汰、ヒロインの山崎紘菜、三池崇史監督が出席した。

同作は、衝撃的な展開と圧倒的な緊張感でファンを増やしているシリーズ累計270万部突破の同名コミック(原作: 金城宗幸、絵: 藤村緋ニ)が原作。『悪の教典』『藁の楯』『土竜の唄』と大ヒット作品を手がけてきた三池崇史がメガホンを取り、福士、山崎のほか、染谷将太、優希美青、大森南朋、リリー・フランキー、神木隆之介らが出演する。

ローマ国際映画祭は、2006年にローマ市全面協力のもとスタートした。これまでニコール・キッドマンやジョージ・クルーニーといった世界的な映画スターも参加するなど国際色豊かであることに加え、一般市民が審査を行うことも特徴の1つ。三池監督は『悪の教典』『土竜の唄』に続き3度目の出品となる。

主演の福士とヒロインの山崎は18日の公式上映に合わせて現地ローマ入り。映画祭の前には、朝早くから「コロッセオ」や「パンテオン」などローマ各地の名所を回った。40を超える海外媒体が集まったフォトコールには、三池監督、福士、山崎とそろって参加。公式記者会見では、福士、山崎ともにイタリア語であいさつし、英語でのスピーチも披露した。

上映前のレッドカーペットアライバルにも大勢のギャラリーが詰めかけた。三池監督は「伊」と書かれた緑のダルマ、山崎は「制」と書かれた白のダルマ、福士は「覇」と書かれた赤のダルマを持参するなど、作品にも登場するダルマをイタリアカラーにアレンジしてさりげなくアピール。山崎はタイトなミニスカートに背中が大きく開いた黒のドレスで観客を魅了した。

ワールドプレミア上映では、1,000人を超える観客がキャスト・監督と共に映画を鑑賞。会場からは笑いや驚きなどのリアクションが見受けられ、上映後は約4分間に及ぶスタンディングオベーションが贈られた。ワールドプレミア上映を終えた福士は、「スタンディングオベーションの景色を見て、人生でこんなこと体験したことがないので、どうしていいのか分からなかったのですが、こうしてみなさんに受け入れてもらえて本当にうれしいです」と喜びを表し、「ローマ国際映画祭に参加できたこと、レッドカーペットを歩くことができたことを監督に感謝しています」と締めくくった。

一方の山崎は「スタンディングオベーションは本当に夢のような瞬間でした。今日、私も初めて映画を観て、ひとつの作品が出来上がる喜びとそれをイタリアの方々と共感できる喜びを味わえて本当に幸せでした」とコメント。三池監督は「映画の都、イタリアの映画はいろんな意味で歴史がありますからそのローマで受け入れられたという事は自信にもなります」と話した。

また、既成のジャンルにとらわれず、映画の新たな可能性を切り開いていく作品を作っている監督に贈られるマーヴェリック賞の受賞について、三池監督は「今までやってきた過去に対してもらった賞だと思うのですが、自分にとってはこれからより気合入れていけよっていう勇気をもらった気がしています。映画を作って映画に助けられていると実感しました。ありがたいですね」と喜び、「マルコ(映画祭ディレクター)からより過激に映画を撮っていけというメッセージをもらったと思っています」と意気込みを見せた。

(C)2014「神さまの言うとおり」製作委員会