菊地凛子主演『Last Summer(原題)』がローマ国際映画祭で好評価!/写真:SPLASH/アフロ

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菊地凛子主演のイタリア映画『Last Summer(原題)』が、現地時間10月18日午後8時から第9回ローマ国際映画祭で上演された。

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優美なシャネルのドレス姿でレッドカーペットに現れた菊地凛子は、イタリアのファンたちの声に応えてサインなどのファンサービスを行い、欧州での人気の高さを知らしめた。上映はメイン会場オーディトリアムのサラ・ペトラッシで行われ、上映後には満員の観客が立ち上がり、いつまでも拍手が鳴りやまず、菊地凛子や新人監督のレオナルド・ゲラ・セラグノリら関係者も感極まった様子でスタンディング・オベーションに応えていた。

「母親役は初めてだし、今までやったことがない役柄」と同作について記者会見で語った菊地凛子は、本作で英国人と離婚して息子の親権を夫に奪われた日本人女性の役を演じている。義父が所有する豪華ヨットで、乗務員たちに監視されながら幼い息子との最後の4日間を過ごす母親ナオミの役を、菊地凛子が静かな情感を湛えた表情で演じきっており、『パシフィック・リム』(13)や『47 Ronin』(13)などのハリウッド大作の彼女とは違う、女優としてのもうひとつの顔を見せた。

オランダ出身のヨリック・バン・バーヘニンゲンや英国出身のルーシー・グリフィスなど、俳優たちの国籍がそれぞれ違う点でもユニークな作品で、イタリア映画ながらも言語はすべて英語(一部日本語)となっている。

同作のFacebookページには、「刺激的で含みがあり、深い。必見だ」「人生という海を航海している人間の感情の詩」などの感想が寄せられている。イタリアでは10月23日から全国公開されることが決まっており、日本公開は未定。【UK在住/ブレイディみかこ】