亀田製菓『ハッピーターン』がまさかのアイス化! 異色のグルメ、そのお味は……?

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1970年代に登場し、もはや国民的お菓子となっている『ハッピーターン』。表面のパウダーを増やした『超DX級ハッピーパウダー250%ハッピーターン』の発売で劇的に売り上げを伸ばしたり、ハッピーターン専門店が各所でオープンするなど、ファンが多い人気商品の一つと言えます。

その『ハッピーターン』が大冒険! なんと、株式会社明治とコラボレーションした『ハッピーターンアイス』を販売しました。

『ハッピーターン』の製造元である亀田製菓株式会社といえば、柿の種にチョコレートをまぶしたり、柿の種をチョコレートとともにアーモンドにまとわせ『柿の種クランチ』なるものを発売したりと“攻める”新商品がなにかと話題になっています。

しかもその新商品が消費者の予想のナナメ上を行く味かつ、美味しいということもあって、亀田製菓の新商品は注目が集まりやすいのです。

この亀田製菓の新商品実績もあって、発売前にもかかわらず「味の予想がつかない!買うしかない」、「夢のコラボ」、「これ絶対おいしいやつ!」などTwitter上でも盛り上がりを見せました。

メーカー側によると「『ハッピーパウダー』をそのまま混ぜ込んだ、あまじょっぱい濃厚なアイス」、「味わいをそのまま冷たいお菓子感覚で楽しめる」ということです。

たしかに『ハッピーターン』の表面にまぶされている魔法のハッピーパウダーがどのようにアイスクリームと絡み合うのか『ハッピーターン』ファンならずとも気になるところです。

Twitterのつぶやき分析ができる『見える化エンジン』を使って、その評判を探ってみました。

■『ハッピーターンアイス』とつぶやいた人の67%が女性

異色コラボとはいえスイーツ。新商品『ハッピーターンアイス』に反応した人の約7割がスイーツとトレンドに敏感な女性という結果になりました。


■年代別に見る評判

『ハッピーターンアイス』と一緒につぶやかれたワードを見てみると、年代によってバラつきがあることがわかります。

■10代には響かず……20代には衝撃が走るも、30代は物足りなさを訴える

10代のツイートを見てみると、「普通すぎる」、「特に美味しいわけではない」といった少し厳しめの意見が目立ちました。

20代は「思った以上にハッピーターン味だった」、「ちゃんとハッピーターンの味」など、ハッピーターンをリアルに再現したアイスに衝撃を受けたという声が多く見られました。

コラボ商品の狙いとしては、成功したと言ってもいいかもしれません。

30代のツイートには「うっすらお米の味もする!ハピ粉もきっちり入ってます!」と、「ハピ粉」と呼ばれるハッピーターンの表面にあるパウダーに驚愕する声があがる一方で、過去に『超DX級ハッピーパウダー250%ハッピーターン』の発売があったことから「もう少し振り切ってほしかった」「パッケージに『ハッピーターン』って書いてあるからハッピーターンな気はしますが……」など物足りなさを訴える声が散見されました。

■『ハッピーターン』と同世代の40代は満足?

1970年代に亀田製菓から発売された『ハッピーターン』。時を同じくして生まれた40代にとって、『ハッピーターンアイス』は期待通りの商品だったことが感じられます。

ほかの世代とは異なり、40代のマッピングには「大好きだ」「うまい」「完全だ」など『ハッピーターンアイス』を賛辞する言葉が見られます。

ツイートでも「想像以上にハッピーターン」、「見た目はバニラアイスで味はハッピーターンの粉」など今回のコラボ商品の再現度に満足しているようです。

■ユーチューバー・ヒカキンは賛否両論を予想していた

『ハッピーターンアイス』を食したヒカキンの第一声は、「しょっぱっ!」。
しかし、再度テイスティングし、「どハマりする人と苦手な人で分かれるかな」とコメント。ヒカキンの予想通り、年代別に賛否両論があるという結果になりました。

■『ハッピーターンアイス』の評価は年齢と比例する?

『見える化エンジン』の結果と世代別ツイートから分かるように、年齢の高さと比例して『ハッピーターンアイス』の評価が高まるようです。
どれだけの期間『ハッピーターン』と人生をともにしてきたか、それが年代別評価に現れているのかもしれませんね。

(車谷 照彦/ミシェル!編集部)