『太陽の坐る場所』で初共演した水川あさみと木村文乃

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「ツナグ」などの直木賞作家・辻村深月の小説を映画化した『太陽の坐る場所』の初日舞台挨拶が、10月4日に有楽町スバル座で開催。水川あさみ、木村文乃、森カンナ、矢崎仁司監督が登壇。水川は「人の心のどこかにあるざらっとした部分に触ってくるような映画です。懐かしい気持ちや青臭い気持ちなど、人それぞれで良いのですが、そういう気持ちになってもらえたらうれしいです」と語った。

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木村は初共演した水川について「普段から明るい方だと思っていたけど、本当に太陽のような方でした」と印象を述べた。水川は木村について「すごく真っ白で何色にも染まらない強さがある。でも女らしくて仮面な一面もある」と多面的なイメージだったと表現。

クロストークでは、冬の寒かった撮影について女優陣から恨み節が。まず、木村はポスター撮りのシーンで急遽、動画撮影が始まったことに触れ「ものすごく寒くて、セリフの量もけっこうあったけど、使われてなかったです」と訴えると、矢崎監督は「すみません」と苦笑い。

水川も「寒くて口がガタガタ言ってじゃべれなくなり、NGを出したことも覚えています」と言うと、森も「たぶん、いちばん私が寒かった。お墓参りのシーンでは、セリフをしゃべると口から白い息が出るから、氷を食べろと言われました」とこぼし、会場の笑いを誘った。

最後に、矢崎監督は、『太陽の坐る場所』について「僕の中の最高傑作。素晴らしい俳優さんの今を撮れた最高のものだと思っています」と力強く宣言し、舞台挨拶を締めくくった。【取材・文/山崎伸子】