クレジットカードの利用が拡大を続けている。その結果、クレジットカードに実用性や利便性を求める傾向が高まっている。

 クレジットカードが広く普及したことで、消費者が重視する傾向も変わりつつあるのかもしれない。

 オリコン株式会社は9月24日、クレジットカードの「2014年度 オリコン顧客満足度ランキング」を発表した。このランキングは、オリコンがあらかじめ設定した各項目で満足度ポイントを集計し、それらをかけ合わせたうえで総合ランキングを決定した。調査対象は、クレジットカードを1カ月に1回以上利用しているカード所有者5,000人で、調査期間は6月18日から7月3日にかけて。

 発表によると、総合ランキングのトップは、満足度76.49点の「楽天カード」だった。項目別ランキングを見ると、全10項目中7項目で1位を獲得した。中でも、「コストパフォーマンス」や「ポイントやマイルの貯まりやすさ・交換のしやすさ」の面で高評価を得たようだ。

 総合ランキング2位は、満足度73.23点の「イオンカード」。クレジットカード契約時に重視した項目の「申し込みの利便性」や「サービス内容のわかりやすさ・情報量の豊富さ」、「会社の信頼性・知名度」などで高評価を得た。

 総合ランキング3位は、丸井グループが発行している「エポスカード」で、満足度が72.08点。優遇サービスが充実していることなどが評価された。以下は、満足度70.72点の「セブンカード/アイワイカード」、満足度69.62点の「セゾンカード」、満足度69.52点の「ポケットカード」と続いた。

 また、クレジットカード契約時に重視する点を複数回答で聞いたところ、「ポイントやマイルの貯まりやすさ・交換のしやすさ」(20代66.5% 30代71.8% 40代66.1% 50代68.5% 60代58.2%)や「サービス内容のわかりやすさ・情報量の豊富さ」(20代64.4% 30代53.2% 40代49.3% 50代55.7% 60代57.6%)などを重視していることも判明。一方で、クレジットカードを持つことで得られる「ステータス」(20代5.0% 30代3.4% 40代4.3% 50代6.9% 60代3.6%)は低評価だった。

 日本クレジットカード協会が8月29日に発表したクレジットカード動態調査によると、平成26年6月分のショッピング信用供与額は3兆2,945億1,800万円で、平成23年12月分以来、31カ月連続で前年同月を上回った。また、キャッシング融資額は1,378億3,900万円で、こちらも平成24年10月分以来、21カ月連続で前年同月を上回った。

 クレジットカードは、今やステータスよりも実用性や利便性を求める利用者が増えているようだ。

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