「インターステラー」の一場面(C)2014 Warner Bros. Entertainment, Inc.and Paramount Pictures. All Rights Reserved.

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クリストファー・ノーラン監督の最新作「インターステラー」のフィルム版が、デジタル版に先駆けて全米公開されることが明らかになったと、ハリウッド・レポーター誌が報じた。

「インターステラー」の全米公開は11月7日だが、同作の北米配給を手がけるパラマウントは2日前の11月5日に、アメリカとカナダの約240館で先行上映を実施。これらの映画館に共通しているのは、いずれもフィルム上映である点で、35ミリフィルム、70ミリフィルム、そしてIMAXの70ミリフィルムの3種類が用意されている。デジタル映写機が普及した北米において、フィルム上映を行うことは配給にとってコスト増となるが、それでもこのような措置に踏み切ったのは、ノーラン監督がフィルム文化の維持に積極的だからだ。

この夏、コダックの映画フィルム工場を閉鎖から救うため、ノーラン監督はJ・J・エイブラムス監督やクエンティン・タランティーノ監督と共同で映画スタジオに働きかけ、一定量のフィルムを購入する契約を締結させている。また、これまでのすべての作品をフィルムで撮影しており、「インターステラー」も例外ではない。そんなノーラン監督の意志を尊重し、パラマウントはフィルム版の先行上映を行うことを決定。また、デジタル版の上映が始まってからも、平行してフィルム版も上映される予定だ。

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