中国人選手「日本国歌は嫌な曲」・・・仁川アジア大会で、ネットでは賛否
日本以外では、アジア・アフリカなどの国の国歌はほとんど例外なく、西洋風の音楽だ。国のシンボルとしての価値は別にして、純粋に音楽的にみれば、西洋音楽の手法を使いこなしていない場合ある。独立や革命期など、近代国家としての黎明期の作品が多いことが原因と考えられる。
具体的には、使用音が単調な場合がある。西洋音楽では旋律及び和音をトニック(T)、ドミナント(D)、サブドミナント(S)に分類するが、アジアなどの音楽には「S」の用法がなかったため、西洋音楽を導入した初期の作品では「S」を使いこなせていない曲がみられる。