天童荒太氏のベストセラー小説の映画化に実力派キャストが集結

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第140回直木賞を受賞した天童荒太氏のベストセラー小説「悼む人」の映画化に、井浦新、貫地谷しほり、椎名桔平、大竹しのぶが出演することが発表された。演技派の面々が、主人公・坂築静人役の高良健吾、3年ぶりの映画出演となるヒロイン倖世役の石田ゆり子とともに、“悼む人”をめぐる壮絶なドラマを紡ぎ出す。キャストの発表とともに、重厚な世界観を垣間見ることができる特報映像を、映画.comは独占で入手した。

メガホンをとる堤幸彦監督は、天童氏が7年の歳月を費やして書き上げた原作に感動し、2012年に舞台化に挑み11都市で5万人を動員。今回の映画版でも、縁もゆかりもない死者を悼むために放浪の旅を続ける静人を通し、生と死、愛と憎しみ、罪と許しのドラマを構築することで、人間の死生観を浮き彫りにする。

このほど出演が発表された大竹が演じるのは、末期がんを患いながら静かに息子の静人を思い、その帰りを待ち続ける母親役。静人の妹役にキャスティングされた貫地谷は、別れた恋人の子どもを身ごもるという役どころに挑む。さらに、椎名が静人を追う人間不信の雑誌記者に扮し人間の卑しい部分を暴き、井浦が倖世に執拗に付きまとう夫役で作品の鋭さに磨きをかける。

堤監督は、「この作品を映像化するにあたり、これ以上ない完璧なキャスティングである。そしてどのシーンもそのキャストの皆さんの力で想像以上の成果を得た。ありがたく素晴らしいことだ。監督冥利に尽きる。ぜひたくさんの方にご覧いただき、実感していただきたい」とコメントを寄せている。

あわせて公開された特報映像には、高良演じる静人が美しい所作で人を悼む様子が収められた。それぞれの交錯する思いが切り取られるとともに、静人が語りかける実直な言葉が心に深くしみ入るような仕上がりとなっている。

映画「悼む人」は15年2月公開。

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