(左から)南果歩、中村雅俊、溝端淳平

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新幹線開業50周年記念ドラマ「妻たちの新幹線」の完成披露試写会が9月19日、東京・渋谷のNHKで行われ、主演の中村雅俊、南果歩、溝端淳平、脚本を手がけた大森美香氏、チーフプロデューサーの青木信也氏が出席した。

高度経済成長期の日本を舞台に、実在の技術者・島秀雄の前に立ちはだかる「新幹線開発」の苦難、そして夢を支えた妻・豊子の絆を描く。主役の島を演じた中村は、20歳ごろまで新幹線に乗ったことがなかったというが、膨大な資料を読み込み知識を会得。それだけに感慨もひとしおで、「新幹線に乗った時は、まさに『おれが作った』という実感がありました」と目を細めた。そして、「演じるうえでプレッシャーがあったが、自分なりに演じようと努力しました。実際の島さんに近い人物を演じられたと自負している」と会心の笑みを見せた。

溝端は、撮影時に実際の新幹線が登場したことに驚いたそうで、「試作車を改造して作ったということを聞いて、スタッフの尽力に感動した」と脱帽しきり。新幹線技師の熱い志に共感した様子で、「ゼロ系(新幹線)というものが当時の鉄道界ではあまりにも抜きんでている。当時の人たちが飛びぬけて、いきすぎたものを作ってしまった。当たり前のように乗っているが、感謝しなきゃいけない」と熱弁を振るった。

南は、自身が演じた豊子について「夫が仕事場で悩んでいる姿、息子が新しい世界に飛び込む姿を見ながら、豊子さんは家庭にいて、一個人として認められながら間接的に社会にかかわる幸せな主婦としての生活があった」と解説した。さらに「ロケ先も日本中の昭和が残る場所を転々とした」と話し、中村も京都・梅小路の蒸気機関車博物館や東京・国立の鉄道技術研究所での撮影を振り返っていた。

「妻たちの新幹線」は、伊東四朗、加賀まりこ、真野恵里菜、田辺誠一、中原丈雄らが共演。10月13日午後7時30分からNHK総合で放送される。

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