瀬々組に結集した岡田将生(左)と染谷将太、成海璃子(C)2015「ストレイヤーズ・クロニクル」製作委員会

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人気作家・本多孝好氏の新感覚アクション小説「ストレイヤーズ・クロニクル」が瀬々敬久監督のメガホンで映画化されることになり、岡田将生が主演し本格アクションに初挑戦していることがわかった。また、染谷将太、成海璃子をはじめとする若手の実力派俳優がずらり勢ぞろいし、生まれながらにして悲しき宿命を背負った若き異能者たちにリアルな息吹を注ぎ込む。

瀬々監督は、第61回ベルリン国際映画祭で「ヘヴンズストーリー」が国際批評家連盟賞、第35回モントリオール世界映画祭で「アントキノイノチ」がイノベーションアワードに輝くなど、国際的にも評価が高い。今作では、忌まわしい実験によって生まれた2組の若者たちが20歳になろうとする東京を舞台に、視力・聴力・筋力などを異常発達させられたグループと、遺伝子操作により動物や昆虫の能力をもつグループが、さまざまな思惑に巻き込まれ、同じ宿命を抱えながら戦い、傷つけあう姿を描く。

新たなジャンルに着手する瀬々監督が、視覚・視神経・脳伝達速度が高度に発達し、視覚で得た情報のみですべての体術を駆使できる最強の主人公・昴に指名したのが、「アントキノイノチ」でタッグを組んだ岡田だ。「岡田くんに関してはピュアで、誰も見たことのない岡田将生をここで見せる! というのがテーマです」という短い言葉からも、全幅の信頼を寄せていることがうかがえる。

一方の岡田は、「驚いたのは瀬々監督がアクションを撮るんだ! ということでした」と想定外のオファーだったことを明かしている。それでも、再タッグとなる瀬々監督に対して「自分の命を削っているような瞬間をかいまみることがある監督のもと、現場で感じたものを演じていければいいなと思っています」と語り、相思相愛の様子だ。

クランクインに際しては、アクションに関するトレーニングを入念に行ったようで、アクション監督の下村勇二は「センスを感じます。フォームが非常にキレイで1、2回練習するだけで形になる。頭で理解するのと同時に、そのまま体で体現できる貴重な才能があります」と太鼓判を押す。岡田も、「基本の動きであったり見せ方であったりを、いちから教えてもらっていました。アクションの撮影は現場でどう変わるか分からないですし、その変化に負けないように一生懸命ついていこうと思っています」と受けて立つ覚悟をにじませる。

また、染谷は昴と敵対する“アゲハ”のリーダー・学を演じる。車イスでの生活を余儀なくされながらも、最凶のウイルスとその抑制抗体を体内に併せ持つという役どころに臨んでおり、「自分の中では新しいチャレンジですし、自分も何が出てくるかわからないっていうのが楽しみです」と話している。超聴覚力により昴や仲間たちを窮地から救う沙耶に扮する成海も、「特殊能力を持った孤立した存在なので、より仲間の絆がすごく深いな、と脚本を読んで感じました。絆の強さと、見た目は普通だけど普通じゃないということを意識しています」とコメントを寄せた。

「桐島、部活やめるってよ」製作中に原作を読んだ佐藤貴博プロデューサーは、すぐに実写映画化の提案をしたという。オールロケにこだわる今作には、岡田ら3人のほか、白石隼也、清水尋也、瀬戸利樹、柳俊太郎、鈴木伸之(劇団EXILE)らが“参戦”し、さらに外務副大臣・渡瀬浩一郎役の伊原剛志、豊原功補、石橋蓮司という演技派も渋みのあるアクションを披露する。なお、佐藤プロデューサーによれば、脚本は喜安浩平、撮影は近藤龍人、照明は藤井勇が担当することが明かされている。

「ストレイヤーズ・クロニクル」は、2015年に全国で公開。

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