「天才スピヴェット」ジャン=ピエール・ジュネ監督とカイル・キャトレット(C) EPITHETE FILMS - TAPIOCA FILMS -FILMARTO - GAUMONT - FRANCE 2 CINEMA

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仏大ヒット作「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督が初の3Dに挑んだ最新作「天才スピヴェット」が、11月の公開を前に、10月23日から開催の第27回東京国際映画祭特別招待作品部門での上映が決定し、ジュネ監督と主演の子役カイル・キャトレットが来日することがわかった。ジュネ監督の来日は「ミックマック」(2009)以来4年ぶりとなる。

主人公スピヴェットを演じたキャトレットは、アメリカ生まれの12歳。ロシア語や北京語など6つの言語を操り、さらに武術にも秀で、3年連続で総合格闘技の世界チャンピオンを獲得するなど、役柄にも劣らぬ正真正銘の“天才少年”だ。撮影時は9歳で、長編映画デビュー作とは思えないほどの大人顔負けの演技を披露。オーディションでキャトレットに出会ったジュネ監督は、「彼には風変わりで引き込まれる力があり、唯一無二のものを感じた。並外れた子どもだ」とその存在感を大絶賛している。

小説「T・S・スピヴェット君傑作集」を原作とする本作は、主人公の10歳の天才科学者スピヴェットが、家族にだまって権威ある科学賞の授賞式に出席するため、アメリカ大陸横断という壮大なスケールの家出を企て、家族に起こった悲しみを埋めようとする姿を描く。

ジュネ監督は、「原作を初めて読んだ時、見事な登場人物、感動的なストーリー、豊かなディテール、列車、モンタナ、開放的な空間にワクワクした。彼が最後のスピーチですべてを語るシーンには、衝撃を受けずにはいられなかった。まさに鳥肌が立ったね。そして、この物語を映画にすると決心したんだ」と映画化に対する深い思い入れを語っている。

「天才スピヴェット」は東京・シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開(3D/2D)。

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