16日、米華字ニュースサイト・明鏡新聞網は、中国当局筋の話として、中国の馬継生駐アイスランド大使夫妻が、日本のためにスパイ行為を働いた容疑で、中国の国家安全当局に逮捕されたと報じた。写真はアイスランド・レイキャビク。

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2014年9月16日、米華字ニュースサイト・明鏡新聞網は、中国当局筋の話として、中国の馬継生(マー・ジーション)駐アイスランド大使夫妻が、日本のためにスパイ行為を働いた容疑で、中国の国家安全当局に逮捕されたと報じた。

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同サイトによると、馬氏は、1991〜95年と2004〜08年に在日大使館に勤務。12年12月、当時の胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席により駐アイスランド大使に任命された。

馬氏が公式行事に出席したのは、今年1月22日に現地で行われた中国系企業による海上石油・ガス提携プロジェクトの調印式が最後だという。

北京の消息筋は「中国政府はスパイ事件において、政治的な宣伝目的がある場合を除き、大きく公表しないのが通例だ」とした上で、「日中関係が微妙な時期だけに、この問題を慎重に処理することになるだろう」と指摘する。

海外駐在の中国大使がスパイ容疑で逮捕されるのは06年の李濱(リー・ビン)前駐韓国大使以来、2人目。李氏は韓国の情報機関に機密を漏らした容疑で中国の国家安全当局に逮捕され、経済犯罪の名目で7年の懲役刑を科された。(翻訳・編集/NY)