3位は「ミュータント・タートルズ」(C)MMXIV Paramount Pictures Corporation. All Rights Reserved.

写真拡大

3本の新作がランクインした先週末の全米ボックスオフィスは、「マンデラ 自由への長い道」「パシフィック・リム」のイドリス・エルバ主演の「No Good Deed」が約2450万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。

同作は、アトランタ郊外に2人の子供と住む母親が親切心から脱走囚を家に入れてしまったことから起こるサスペンススリラー。静かな一軒家を舞台に、侵入者と母親のサスペンスフルな戦いが描かれる。レビューは否定的なものが多かったが、女性客を多く集め業界の予想を上回るオープニング興収をあげた。共演は、エルバ扮する脱走囚コリンと対決する母親に「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」「ハッスル&フロウ」のタラジ・P・ヘンソン。監督はエルバ主演の英テレビシリーズ「刑事ルーサー」の演出家として知られるサム・ミラー。

オープニング興収約1500万ドルで2位デビューとなったのは、2011年公開のファミリードラマ「イルカと少年」の続編「Dolphin Tale 2」。前作では浜辺に漂着したイルカのウィンターを救助するために奔走した少年ソイヤーと獣医のクレイだったが、今回は代理母を失ったウィンターの新たなバディとなるべきイルカを探すために奔走する姿が描かれる。キャストは前作と変わらず、クレイ医師にハリー・コニック・Jr.、ソイヤーに子役のネイサン・ギャンブルのほか、モーガン・フリーマン、アシュレイ・ジャッド、クリス・クリストファーソン。監督・脚本も前作同様、チャールズ・マーティン・スミス。

4位は、現在2014年最大のヒット作となっている「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」。先週末に累計興収3億ドルを超え、今週中には「アイアンマン2」(最終興収約3億1200万ドル)を超える見込み。

そして、約410万ドルのオープニング興収で6位にランクインしたのは「ミスティック・リバー」「シャッター アイランド」「ゴーン・ベイビー・ゴーン」などで知られるベストセラー作家デニス・ルヘイン氏による短編小説「Animal Rescue」をトム・ハーディ主演で映画化した「The Drop」。ニューヨーク・ブルックリンで、いとこが経営する酒場のバーテンダーをしている前科者のボブ(ハーディ)は、ある夜、仕事中に何者かに襲撃され、酒場にあった金を奪われてしまう。いとこのマーブが営むその酒場はマフィアの黒い金の集金場のような役目を果たしていたため、ボブとマーブは警察の追跡をかわしながら、奪われた黒い金を回収することになる……。公開館数が約800と中規模だったため爆発的なオープニング興収にはならなかったが、批評家からは好意的なレビューが多く寄せられている。共演はいとこのマーブに同作が遺作となってしまったジェームズ・ガンドルフィーニのほか、ノオミ・ラパス、マティアス・スーナールツ、ジョン・オーティス。原作者のルヘイン氏が自ら脚色したシナリオを演出したのは、2012年のアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたベルギー映画「闇を生きる男」の監督ミヒャエル・R・ロスカム。

今週末は、ローレンス・ブロック氏原作のマット・スカダーシリーズ第10作「獣たちの墓」をリーアム・ニーソン主演で映画化したハードボイルド「ア・ウォーク・アマング・ザ・トゥームストーンズ(原題)」(監督・脚本:スコット・フランク)に、ジェイソン・ベイトマン、ティナ・フェイ、ジェーン・フォンダ共演の群像コメディドラマ「ディス・イズ・ホエア・アイ・リーブ・ユー(原題)」(ショーン・レビ監督)、ケビン・スミス監督のコメディホラー「Tusk」、7月末のコミコンで話題を集めたティーン向けSFアクション「The Maze Runner」が公開となる。

■関連記事
【全米映画ランキング】1〜10位まではこちら
【作品情報】「No Good Deed」
【作品情報】「Dolphin Tale 2」
【作品情報】「ミュータント・タートルズ」
【作品情報】「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」