市川染五郎が舞踊「石橋」を披露

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第27回東京国際映画祭(10月23〜31日)で開催される特別上映イベント「歌舞伎座スペシャルナイト」の全容が発表され、人気歌舞伎俳優の市川染五郎が演舞することがわかった。

同イベントは、日本の伝統芸能の発信地である東京・歌舞伎座で、今年が映画デビュー100周年となる喜劇王チャールズ・チャップリンの名作「街の灯(1931)」の特別上映を行う。染五郎は映画の上映前に舞踊「石橋(しゃっきょう)」を披露するほか、トークイベントも実施。さらに、観客には東京国際映画祭特製・幕の内弁当がふるまわれる。

歌舞伎をこよなく愛したチャップリンは、1936年3月の来日時に歌舞伎座を訪れており、その際に染五郎の曽祖父である7代目松本幸四郎らと撮影した写真が現存している。また、「街の灯」を米国で鑑賞し、感銘を受けた歌舞伎関係者が、帰国後に同作を下敷きにした世話物「蝙蝠(こうもり)の安さん」を歌舞伎座で上演するなど、両者には深い縁がある。

このほど染五郎が披露する歌舞伎舞踊「石橋」は、「文殊菩薩の霊地である天竺清涼山にかかる石橋に、霊獣の獅子が現れ吉兆を見せる」という伝説をもとにした能の演目をふまえたもの。獅子の精の狂いを中心に構成されており、その勇壮な毛振りや迫力ある振り、長唄とはやし連中の渾然一体とした演奏が大きな見どころとなる。

「第27回東京国際映画祭プレゼンツ 歌舞伎座スペシャルナイト」は10月27日に開催。チケットは10月3日に発売される。

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