7日、清朝の「ラストエンペラー」愛新覚羅溥儀の従妹にあたる女性が、時代劇ドラマが「歴史の歪曲行為」だとして苦言を呈している。写真はドラマ「宮廷の諍い女」より。

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2014年9月7日、清朝の「ラストエンペラー」愛新覚羅溥儀の従妹にあたる女性が、時代劇ドラマが「歴史の歪曲行為」だとして苦言を呈している。中国広播網が伝えた。

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ベルナルド・ベルトルッチ監督の映画「ラストエンペラー」でもよく知られるのが、清朝(1616〜1912年)の最後の皇帝・愛新覚羅溥儀。その従妹の愛新覚羅溥楊さんは、初代ヌルハチから数えて11代目の子孫となる。

このほど、溥楊さんが清朝を描いた時代劇ドラマについて苦言を呈したことが話題に。特に、1998年に放送され社会現象を巻き起こすブームになった「還珠姫 〜プリンセスのつくりかた」、さらに近年の中華圏で大ヒットした「宮廷の諍(いさか)い女」の2作品を、「歴史の歪曲行為の代表」としている。溥楊さんは、色好みで政治に関与しない皇帝の姿は、「現代の人々に誤解を与える」としており、「若者は清朝にあった本来の歴史を理解できず、正しい歴史観を持てなくなる」と指摘している。

溥楊さんの苦言については、ネット上でもさまざまな意見が聞かれる。「あくまでテレビドラマ」「目くじらを立てる必要はない」「文学や芸術が歴史を語る手段の一つだ」とする人もあれば、逆に「確かにやりすぎの感はある」という声も聞かれる。(翻訳・編集/Mathilda)