東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は、同社が提供するSuicaポイントクラブにおいて、通常にはない大量のアクセスを確認したため調査したところ、不正なログインがあったことを確認したと発表した。同社は一部サービスを停止すると同時に、一部ユーザーのアカウントも停止している。

同社は8月15日の1時29分に、SuicaポイントクラブのWebサイトに対して約29万6000件のアクセスがあったことを確認し、同日の5時35分からSuicaポイントクラブのWebサイトにおけるサービスを停止し、調査を行ってきた。このアクセスにより、756アカウントが不正にログインされて、会員情報が閲覧された可能性があることが判明した。なお、今回の事象における登録情報の改ざん、なりすましによるポイントの不正利用は今のところ確認されていない。

同社は停止しているユーザーについては個別に連絡の上、パスワード変更の依頼をする予定で、それ以外のユーザーについては当面の間、平日の10時〜18時以外の時間帯については一部サービスの利用を停止する。再開についてはWebサイトにて案内する予定と説明している。


Suicaポイントクラブ

発表資料
URL:http://www.jreast.co.jp/pdf/20140818_suica.pdf
Suicaポイントクラブ
URL:http://www.jreast.co.jp/suicapoint/index.html
2014/08/19