ミニストップは、皮ごと食べる種無し品種を使用した「まるごとぶどうパフェ」を2014年8月15日から、順次、国内のミニストップ(2014年6月末現在:2196店)で発売すると発表した。

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 ミニストップは、皮ごと食べる種無し品種を使用した「まるごとぶどうパフェ」を2014年8月15日から、順次、国内のミニストップ(2014年6月末現在:2196店)で発売すると発表した。猛暑で「ハロハロ」の売上が好調なミニストップの店頭コールドスイーツは、立秋を機に、徐々にクリームを使ったパフェ類の人気が高まるタイミング。そして、「ぶどう」は、ミニストップのパフェで初登場。構想8年を経て満を持しての「自信作」として提供開始する。(写真はサーチナ撮影)

 創業当初からソフトクリームをはじめとするコールドスイーツを発売してきたミニストップが「パフェ」に取り組み始めたのは2000年。「マンゴーパフェ」や「プリンパフェ」に始まり、毎年様々なパフェを展開し、2013年には99種類を数えるまでになった。うち48種類はフルーツを使用した「フルーツパフェ」で、発売当初から「フルーツパフェ」の人気が根強かったことがうかがえる。

 そして、2014年は「ソフトクリーム バニラ」がリニューアルし、国産卵黄が入ってコクがさらにアップしたことで、濃厚なソフトクリームと相性が良い甘酸っぱいフルーツとの組み合わせによるフルーツパフェの新シリーズを展開している。「フルーツを堪能するパフェ」をコンセプトに、第1弾として4月から「マンゴーパフェ」、5月から「メロンパフェ」、7月から「ピーチパフェ」を投入。「マンゴーパフェ」は4月から8月までに360万食を販売する人気になっている。

 そして、8月15日に発売開始するのが新作「まるごとぶどうパフェ」。2006年秋に「まるごとぶどうパフェ」を実験的に販売したことがあるものの、当時は全国展開にまで至らなかったため、ながらく「幻のパフェ」になっていた。今回、ミニストップでぶどうを使ったフルーツパフェを初めて全国展開することになる。2014年8月22日より、国内全店で販売できる予定だ。

 開発を担当したミニストップ第一商品本部スイーツ商品部インストアスイーツチームの中間美奈子さんは、「ソフトクリームに負けないぶどうの食感を実感していただくために、皮ごと食べられるぶどうの採用は必須の条件でした。近年になって、スーパーの店頭でも“皮ごと食べられるシードレス品種”のぶどうの売れ行きが伸びています。ようやく、日本でもシードレス品種が受け入れられるようになってきたと感じましたので、満を持して“まるごとぶどうパフェ”の全国展開を決定しました」と語っている。

 「まるごとぶどうパフェ」は、チリ産「クリムゾン種」という皮ごと食べられる種無し品種を使用。皮ごと食べることで、ぶどうの風味がまるごと味わえる。また、着色料を一切使っていない濃厚なぶどうソースを配合したソフトクリーム バニラ。そして、1粒1粒の大きさや色合いが異なるぶどうを使うことによって、「ごろごろとしたぶどうの食感」を存分に味わうことができるようにした。

 開発担当の中間さんは、「チリ産クリムゾン種は深い味わいが特徴で、大人の味。ソフトクリームに絡めたぶどうソースもぶどう本来の大人の香りを楽しめるソースに仕上がりました。是非、大人の女性に楽しんでいただきたいスイーツです」と語っている。(編集担当:徳永浩)