南アで超年の差婚。新郎は9歳、新婦は63歳(画像はmirror.co.ukのスクリーンショット)

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南アフリカ・ムプマランガ州のある村で行われた盛大なセレモニー。9歳の少年と63歳の女性が、なんと2度目の結婚式を挙げたという。お互いの薬指にゴールドの指輪をはめ、キスを交わし、永遠の愛を誓う。幾度も「幸せ」と口にする様子に、招待客らは戸惑いを隠せなかったもようだ。

南アフリカ共和国ムプマランガ州エシャンゼニ郡のXimhungweという村で最近、常識では考えられないような年の差カップルによる結婚式が催されたことが伝えられている。この写真、ウェディングドレス姿の女性はヘレン・シャバングさん(63)で、シルバーのタキシードからのぞくパープルのシャツがクールな新郎は、まだ9歳のサネレ・マシレラ君(画像はmirror.co.ukのスクリーンショット)。5人きょうだいの末っ子でマザコンタイプの甘えん坊。男女の愛の営み、子作りのなんたるやも知らないであろう幼い坊やが、年齢差もはなはだしい女性と結婚式とは一体どういうことなのか。

その答えを出したのはサネレ君。「僕たちは昨年ちょっとした式を挙げて夫婦になっていたけれど、どうしても2度目の結婚式を挙げて皆に祝ってもらい、僕たちの関係を公のものにしたかったんだ。祖先のお告げでもあるよ」だそうだ。昨年ヘレンさんを妻に迎えるにあたり、両親には「もうちょっと大きくなったら、その時は僕の年齢相応の女の子ときちんと結婚するつもりだよ。だからこれは正式な結婚とは言わないかもね。でも今はどうしてもヘレンと一緒に居たいんだ。僕はもう子供じゃないよ」と主張し、やっと説得したという。

100名もの招待客の中には、驚くことにヘレンさんが長いこと連れ添った66歳の元夫アルフレッドさんの姿も。彼はキスで彼女を祝福してあげていた。また、ヘレンさんとアルフレッドさんの間に生まれた28歳から38歳までの5人の子も同様だ。式の間、幾度も「幸せ」と口にしたヘレンさんだが、どこか冷静。その村では結婚式を挙げること自体が祖先を喜ばせると言われており、愛云々よりその儀式を行うことに意義があると言いたげだ。一方で招待客の多くが、正式な夫婦として認めてと言われても理解しがたいとして、怪訝そうな表情を浮かべていたという。とはいえ両家の仲は良好。ヘレンさんはサネレ君の47歳の母、ペイシェンスさんが働くゴミ処理施設に勤務しており、意外にも彼女が恋のキューピッドであったのだ。ちなみにこの結婚式の後、サネレ君は「結婚式に僕も大満足だよ。でも僕は勉強ももっと頑張りたい。だからヘレンといつも一緒に居られるわけではないんだ」という言葉を残して、新しい言語を習得したいとして村を離れてしまった。結局はわがまま坊やのやりたい放題に、すべての村人が翻弄されたということになるのであろう。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)