松坂のリリーフでの防御率は2・22

 メッツの松坂大輔投手が18日(日本時間19日)から始まったパドレス戦との3連戦から、先発ローテーションからブルペンに配置転換された。ESPNが「マツザカはブルペンで働くことになる」と報じている。

 松坂は当初中継ぎを任されていたが、ディロン・ジー投手が故障者入りし、先発ローテーションの一角に組み込まれた。6月途中から前半戦終了までローテーションを守り抜いたが、ジーやジョナサン・ニース投手の復帰により、再びブルペンに配置されることになった。だが、復帰見通しのニースの状態がまだはっきりとしないために、同投手が先発できない場合、松坂がスポット先発を務める可能性もあるという。

 さらに2005年にサイ・ヤング賞受賞した41歳のベテラン右腕、バートロ・コローン投手が7月31日に期限を迎えるトレード市場に出されており、コローン放出時には先発ローテーションに再び組み込まれる可能性もある。松坂は今季3勝3敗1セーブ、防御率3・55と奮闘中。リリーフとしては17試合で防御率2・22と素晴らしい数字を残している。