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サンドイッチの手軽さとおいしさをそのままに、バッグにいれて携帯できる「便利さ」もプラスした山崎製パンのランチパック。たまごやツナマヨネーズといった定番の具材はもちろん、チョコなどが入った甘いもの、焼き肉&マヨネーズといった変わり種、さらには地域の特徴ある素材を使用した「ご当地」ものまで登場しています。

そんなランチパックについて気になるのが、切り落としたあとの「パンの耳」。あれはいったい、どこへ行ってしまうのでしょうか? 耳の行方を、山崎製パンに聞いてみました。

○耳はラスクに生まれ変わる

今回お話を伺ったのは、山崎製パンの広報担当・西尾さんです。

――単刀直入に伺います! ランチパックで切り落としたあとの耳はどうしているんですか?

「お客さまからの問い合わせで最も多いのがこの質問です。ほとんどが家畜の飼料として使われていますが、現在はパンの耳を使った商品の開発にも力をいれています」

――なるほど。捨ててしまっているわけではないと聞いて安心しました。商品化したものにはどんなものがありますか?

「昔のご家庭ではパンの耳を揚げて、砂糖をまぶしておやつに食べていたことも多かったと思います。当社でも『お客さまに喜んでもらえる商品にできないか』と考えて、お菓子に活用しています。そのひとつが『ちょいパクラスク』です」

――今、ラスクは人気ですよね。どんな種類があるんですか?

「甘いものではチョコ味、バニラ味、フレンチトースト味があります。また、暴君ハバネロ味、チェダーチーズ味、CoCo壱番屋監修のカレー味はビールのお供にいかがでしょうか。大人にも子どもにも好評の商品です。夏は製造していませんが、チョコレートをコーティングした『チョコの山』もザクザクした食感が人気です」

○あなたは何種類制覇できる?

――ところで、「ランチパックに耳がついていたら幸運!?」という都市伝説もあるようですが、真相はどうなんでしょうか?

「意図して作っているわけではありませんので、幸運と受け取っていただけるのはありがたいですね(苦笑)」

――これまでさまざまな種類のランチパックが発売されていますが、人気の味は?

「不動のトップ3はピーナッツ、たまご、ツナマヨネーズです。ランチパックには『ランチパッカー』と呼ばれる非常に熱心なファンがいらっしゃって、地域限定商品など包装紙を200種類もコレクションされている方も。

現在は剛力彩芽さんの家庭の味を再現した『ランチパック剛力家の味』も人気ですから、ぜひ多くの方に召し上がっていただきたいですね」

――ありがとうございました。

ランチパックを作る際に切り落とした耳は、ラスクとして商品化されているようです。また、地域限定商品も含めれば、じつにバリエーション豊かなランチパック。これからの行楽シーズン、行った先々でご当地ランチパックを楽しむのもおもしろそうですね。

(OFFICE-SANGA)