大型で非常に強い台風8号、アジア名「ノグリー」(NEOGURI)が日本列島に接近している。韓国も一部地域に影響が出ることから、済州島などに9日、台風注意報が発令された。

 韓国メディアは記事で、9日と10日にかけて済州島や南海岸、慶尚南道の東海岸を中心に、1時間あたり30ミリ以上の雨が降る可能性があると説明。韓国の気象庁は、がけ崩れや石垣の崩壊など被害が発生することが予想されるため、警戒を強めるよう呼びかけていると伝えた。

 また、9日11時の報道で「ノグリーは日本の沖縄や南部地域を強打、2人が死亡、約20人が負傷した」、「日本政府は沖縄の住民59万人に避難命令を出した」と台風の被害状況についても紹介した。

 記事によると、韓国のインターネット上には「ノグリーの進路を見ると深刻だ」、「被害が少なければ良いが」、「安倍のことは嫌いだが、被害が少ないことを祈る」などと日本を心配する声が寄せられていたという。

 一方、韓国メディア「毎日経済新聞」の電子版は8日、「日本の安倍に罰を与えようと途方もない災害が・・・日本列島ブルブル」と題した記事を配信。台風の状況について詳しく伝えた。(編集担当:新川悠)(イメージ写真提供:123RF)